【読書】岡義武「山県有朋: 明治日本の象徴」

「山県有朋」という本を読んだ。国民に選挙で選ばれていないにもかかわらず権力を持っている議員が、その権力維持に努め、影で総理を選んだり認めたりするという様子が描かれていて、若干の嫌悪感を抱いた。その時代をリアルで生きていないのでどれほどの悪人であるかも分からないが…。自由選挙で選ばれた議員に対する信頼の低さ、あるいは投票する国民に対する信頼の低さが見え隠れする。投票する国民が政治をしっかり理解した上で投票しているかどうかは自信なしだが、投票なしで権力を持った人間が政治を操るのも癪なので、粛々と1票を投じよう…。

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