【映画】レヴェナント:蘇えりし者

映画「レヴェナント:蘇えりし者」を拝見した。難解。息子を殺された人間が犯人をやっつけようとするというストーリーとして捉えれば難しくないが、様々な集団がどう関わっているのかという点が難しく、誰と誰が同じ集団で、その人の妻はどの集団に属していて、最後のシーンは何であるかなどという点についてはよく分からなかった。

この映画はモラルについての議題を扱っているように思われた。それは、瀕死の仲間を救うかどうかという点である。その人を救おうとすると自分たち3人が敵に襲われて亡くなるかもしれない。一方、だからといってその人を見殺しにすることは望ましくない。功利主義的な行動をとるか、それとも義務に従った行動をとるか。この映画では前者の行動が悪いように描かれていたが、実際に自分がその場にいたら難しい決断となるだろう。

この映画では見殺しとあるように積極的に誰かを殺すというわけではない。しかし、もし敵から隠れている最中に赤ん坊が大声で泣き始めたらどうするだろうか。赤ん坊をそのままにしていると隠れていることが見つかり、仲間の皆が殺されてしまうかもしれない。一方、赤ん坊を殺すことは倫理的に問題ありだと言わざるを得ない。

こうした複雑な意思決定における見解の相違はどこにでもありえる話だが、自分はできる限りそのような目にはあいたくないものである。

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