"Z世代会社員"はこう思ってる

「ほんまZ世代の会社員怖いわ〜」

最近事あるごとにこう言われる。全く意識していなかったが、よくよく考えると会社に蔓延る「業務外の暗黙の了解」は毛嫌いしている。
会社におけるよくあるシチュエーションとあくまでも私の個人的な意見をまとめる。

①飲み会

結論から言うと、任意であれば基本的に参加しない。
というのも、そもそもお酒を飲まない性分である。食べたいものがあれば個人的に食べに行くし、話したい人がいれば個人的に誘う。

仕事柄、大きな商材のプロモート締切後に打ち上げがあったりと何かと打ち上げたがりな社風ではある。
(ここにおいても「売る」ということが私のゴールではなくお客様の課題解決がゴールと考えているため何を打ち上げるのかよく分からない。そもそも、お疲れ様!の会であれば早く家に帰って推しを見て癒されたい)

どこの会社でもよくある事だと推測するが、「年次の低いメンバーが幹事をする」という文化も理解し難い。
もちろん、これまで若手がやってきたから…という順番制も推測できるが「やりたい人がやればいいのでは?」と考える。
年次が低いからと言う理由で任命されるのも悲しい事実である。「店決めのセンスがいいから」等であれば嘘でも喜んで引き受ける。


②送別会、セレモニー

退職される先輩へ全社からメッセージを集め、最終出社日にはセレモニーを設定しオンライン会議で全社に見届けてもらう風習がある。

こちらも同様に年次の低い若手が準備をする。全社へメールをし、メッセージの手配と作成、お花の手配、部からのプレゼント購入、セレモニーの流れ、当日の司会進行、費用精算と徴収…。

もちろん、お世話になった先輩のため喜んで買って出ていた。
が、後輩にこんなことを言われた。

「あ…、僕やんないといけないですよね」。

もはや義務と思っている。由々しき事態である。そのため私はこう返答した。

「やりたい人がやったらええねん。『やらなあかん』って義務や思うんやったらやらんでええ」。

「若手だからやる」というこの風習は今すぐに途絶えるべきだ。若手だから、なんて理由にならない。

という私もこの春、退職をする。そして私は部会で事前にこう伝える。

「もしセレモニーや全社のメッセージをご準備いただけるのであれば、お気持ちだけ十二分に頂き辞退させて頂きます。お忙しい時期での退職ですので、これ以上皆様にお時間とお手間を取らせるのは、本望ではございません」。


ここまで読んでいた貴方はどのように感じただろうか。

我儘な人だ、これだからZ世代は…、協調性がない、自分勝手すぎる等。
それらの意見に否定するつもりも食ってかかるつもりもない。

ただ、私は入社1年目からこのような意見を持っていたわけではない。1年目の時は周りの顔色を伺い、郷に従っていた。
が、3年目となった今は心境の変化もありマイペースになった。

10人中10人が納得するような答えはこの世に存在しない。人間それぞれ考え方や意見は異なるからこそ面白い。

あくまでも「こんな奴もいるんだな〜」程度で覗いていただけたら幸いである。

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