ジャニオタ社会人がマッチングアプリをして得たこと


先日、友人に「一緒にマッチングアプリをしよう!」と謎に巻き込まれ、人生で初めてアプリをインストールをした。

プロフィールの設定やら、診断やら、気になる相手にいいね(Twitterみたい)をするやらと初期設定を済ませた。するとズラッと男性のお写真が並び、なんだか地球上に自分しか女がいないという、いわばバチェラーみたいな感覚に陥った。

そんなことはさておき、ジャニオタのあなたに聞きたいことがある。プロフィールにジャニーズが好きだという事を書きますか?

私は迷いなく書く。というか、書いた。ジャニーズ抜きにして私の人となりは語れないからである。ただ、「ジャニーズが好き」と書くのはなんだか齟齬があるように感じ、「趣味:推し(ジャニーズ)の応援」と書くに留めた。

謎に巻き込まれながらもせっかくの機会である。マッチングアプリで新たな出会いを真面目に探しつつ、ジャニーズが世の男性にどう受け入れられているのか調査することにした。
(つい大学時代の研究癖が出てしまう。)

数十年前であれば、「ジャニーズが好き=マイナスな印象」と捉えられていたように思う。ジャニオタは怖い、と揶揄されることも正直あった。実に小・中学時代はジャニーズが好きと大きな声では言いづらいものだった。

だが、最近はそうではないらしい。

マッチングアプリで出会った男性と話をしていると、「TOKIOの長瀬くん、好きだった」「目黒くんは男から見てもかっこいい」と肯定的に受け止められているのである。

バラエティやドラマなどでの近年の活躍からか、その人となりを好意的に受け止めている人が多くいるように感じる。また、ジャニーズに親近感をいだき王子様としてのアイドル像だけでない事をを取っ払っているようにも感じる。

また肯定的に受け止めるだけでなく、嵐の活動休止やKing&Princeのメンバー脱退などの話題について触れる人もいた。

日々、情報で溢れているなか上記の事柄を知っているということは、どれだけ社会的に影響を与えているグループなのか改めて思い知らされた。

アイドルがあちらこちらに蔓延る戦国時代にも関わらず、ジャニーズが世間に一定の認知を得ていることはいちファンとしてこの上なく嬉しい。

ただ、私の応援する関西ジャニーズJr.はまだまだ伸び代が感じられる。やはりゴールデンタイムでのTV番組にレギュラーで出演することは一定の効果があるので、ぜひとも強化していきたい。
(一例としてAぇ!groupの草間リチャード敬太さんが挙げられる。)

…と、ジャニーズの新たな一般社会での受け止められ方と今後の目指すべき場所を知り、アプリをそっと削除させていただいた。



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