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たかがマスク、されどマスク

書く習慣1ヶ月チャレンジ19日目。
今日のお題は「自分があまり賛成できない常識」です。

あまり賛成できない常識。これ、なんと言っても、屋外でのマスク着用です。この暑さの中、マスクをしているのが本当に辛い。せめて外を歩いている時はマスクを外したいです。

我が家は、少し出ると会社も多く、地元住民と通勤してくる人が入り混じっているような環境。オフィス街でもあるせいか、歩いている人の95%位がマスクをきちんとしています。

朝、そんなサラリーマンの中に紛れて犬の散歩をします。その時間は私的にはオフモード。でも、出勤して来る人にとってはオンモード。流石に朝6時代では人もまばらで、ポケットの中にマスクを忍ばせて、新鮮な空気を愉しみながら歩いてみる。でも人の目が気になって、常にキョロキョロしている自分がいる。「あ、あの人マスクしてない。私と一緒。あ、あの人は顎マスクか。顎マスクするなら外せばいいのに」なんて事ばかり気になります。

そして、周囲に人が増えてくるとすかさずマスクをする。人が少ない時間で、しかもおしゃべりをする訳でもなく、人との距離も十分取れているのに、人の目が気になってマスクをしてしまう。そんな自分に「意気地なし!」とダメ出しをしてしまいます。(笑)

いわゆる集団圧力でしょうか。暑い中外を歩く時にマスクはしたくない。でも、皆んながしてるのに、一人だけしてなくて変な人と思われたくない。
マスクをしていないことで誰かに言いがかりをつけられるかもしれない。そんな無用なトラブルを避けたいと思っている自分がいるのですよね。結局、自分にとってメリットがあるからマスクをするということなのですね。

これがまた面白いもので、ところ変われば、マスクをしている方が変という国もあります。仕事で同僚含め、色々な国に出張します。ヨーロッパでは(と一括りにはできないのかもしれませんが、少なくとも私の職場の人々が行く域内の国では)基本的にマスクをしていません。屋外はもとより、屋内でも、会議の時など含めて、ノーマスクです。多国籍の人が集まる時は、マスクをしている人もいますが、地元の人は本当にマスクをしていない。

でも我々は帰国前のPCR検査で陽性だと日本に帰る飛行機に乗せてもらえないという恐怖があるから、ほとんどの人がマスクなしで過ごす中、頑なにどこに行ってもマスクをしているのです。それこそ、変な人です。でも、無症状でもPCR陽性となって、異国の地で足止めされて一人日本に帰れない、そんな話をしょっちゅう聞くので、変な人に思われたらどうしようなんて言ってられません。

昨日、9月7日からPCRなしで入国できるようになったと岸田首相から発表がありました。「これで帰国できない恐怖がなくなる、やった!」と皆んな大喜びしました。いやしかし、確かに嬉しい。とは言え、それで罹患して、一緒に出張に出た同僚や、飛行機で隣になった人、その他諸々の人々に迷惑をかける自分を想像するとやはりそう手放しでは喜べない。

そっか、結局、マスクをするのは自分のメリットのためか。。。
でも、少なくとも屋外でのマスク着用の常識が早くなくなることを切実に希望します!


#書く習慣1ヶ月チャレンジに挑戦しています。
Day19: 自分があまり賛成できない常識

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