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女性よ、強く、逞しくあれ!

書く習慣1ヶ月チャレンジ14日目。
今日のお題は「これまでに夢中になったモノやコト」

英語の勉強と称して、よくドラマを見ます。弁護士もの、医者もの、ファンタジーからホラーまで、何でも来いです。その中で過去、最も夢中になって見たのが「ゲーム・オブ・スローンズ」です。

中世っぽい時代背景で、国同士が争い、そこに魔法やドラゴンが入り混じるファンタジーです。相続争いや、婚外子として生まれた悲哀、政略結婚、ウルトラスーパーDV夫との対峙、娼婦や男娼として生きるしかない人々というヘビーなテーマが盛り沢山な上、シーズン8まであります。それでも繰り返し、見てしまうのですよね。書いているうちに、また、見たくなりました。

なぜ、こんなに面白いと思うのか。それはきっと、シーズン8までという長寿ドラマあるあるですが、出てくるキャラクターが時間と共に、外見も中身もどんどん成長していく、その様に惹かれてしまうのです。特に、女の子達の成長ぶりがすごいのです。時代を動かす権力者や、自分の利益のために人を利用することなど何とも思わない卑劣な輩の前で、小さく、弱い存在だった女の子達が、ほぞを噛むような悔しさを味わいながらも、屈することなく、虎視眈々と機会を伺い、少しずつ力を付けて行くのです。中には、間違った方向に進んで行ってしまう女の子もいて、最後の最後、とても悲しい結末になってしまいます。ああ、彼女にコーチがいたら、こんなことにはならなかったのに、、、なんて思ってみたり(笑)

一人一人のキャラクターが、成長する過程では様々な選択があり、当然ながらその結果がもたらされます。どの選択にも理由があり、必然なのかもしれません。ただ、何を基準に選択していくかによって、進む方向が変わるのではないかなと思います。ある人は自分の利益のみを求め、ある人は自分と自分の愛する人の幸福を願い、ある人は国民の幸せを目指し、ある人は復讐の道を進み、ある人は自分の愛するただ一人の人の幸せだけを望みます。

ここで思い出すのが、アドラー心理学の「共同体感覚」です。共同体とは、人と人が関わり合う場所ということで、あなたと私がいたら、そこはもう共同体です。共同体の幸せを目指すこと、そしてその共同体の境界線をどんどん広げていくことで、人間は幸せになれると言います。あなたと私が出会い、家族になり、学校があり、会社組織があり、町内会があり、都道府県、国、地域、世界、そして究極的には宇宙まで広がります。常に自分が属する共同体の一つ外側の共同体の幸せを考え貢献することが、究極的には宇宙平和につながるという考え方です。もっとも、ドラマの場合は、絶対的に自分サイドの幸せしか考えない人々がいて、皆んなの幸せを願っていたら、抹殺されてしまうのですが。。

この、ゲーム・オブ・スローンズの女性陣、本当に強く、逞しいです。そして、やはり、I am OK, you are OK. つまり大きな共同体の幸せを目指す女性が幸せを手にいれるのではないかなと思いました。もう一度、その目線で見てみよう!


#書く習慣1ヶ月チャレンジに挑戦しています
Day14: これまでに夢中になったモノやコト

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