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正欲 - 読んで、観て

朝井リョウさんの作品、
正欲を読んで観て
思ったことを綴ります

纏まってはいませんが
纏まるわけもなく
それはそれでよいのかなと思いました


内容というよりも
考えたことを広げているので
ネタバレという感じでもないですが
作品を読んだり観たりしてから

読んでいただけると嬉しいです :)


自分の欲が
ふつうかどうかなんて誰にもわからない

分からないというか、
誰1人同じ人はいないということを再認識した作品でした

いつからかは分からないけれど、
気がついたら当たり前のように
男の子を好きになるのだということを
自分の中で普通だと思っていました

だんだん世の中が変わってきて、
女の人が女の人を好きになることだってあるし
男の人が男の人を好きになることもあるっていうことを知って、

私も実際女の子に告白されたことがあるけれど、
嫌な気持ちは全くなく、
男の子に好きだと言われるのと同じように嬉しい気持ちを感じたのを覚えています

でも当時、その出来事自体、周りで多くある出来事ではなく、周りとは違う出来事なのかなと心の中で思い、隠すようにしてしまった覚えがあります

社会ではLGBTQという言葉を耳にするようになり、
色んな人がいる、ということを理解しようと
目に見える形で表そうとする大人がいて、
そうなんだ、とLGBTQという単語を頭に残す人がいて、

でも、本当は
みんなによく知られている言葉の中に、
当てはまれない人もいて

というか、
実は全く当てはまっている人なんていなくて

みんな一人一人が色んな心動かされることを持っていて

そこは、
生物の生殖活動(言い方が難しいけれど、子孫を残していくこと、命を繋げていくこと)と繋げるべきではないのかな、と思いました。

男女平等もそうな気がします

平等の定義なんて人それぞれ違うし、
そもそもの身体の作りやホルモンの違いなどから
違うところ、とか、得意なところ、とかは
あるのだから
何もかも一緒にすることだけで
平等とするのは

人間が生きることを続けていくこと?命を繋げていくこととはまた別のおはなし、というか、

…難しい

一人一人が違うということをお互い考えるということが
本当にみんなが一人一人が認められて生きていくことに
つながるんじゃないのかな、と
私は思っています

分類しようとするのではなく、
新しい感情を持つ人がいるのなら
自分の辞書に、新しく追加していけばいい


これと一緒、とか絶対を決めなくたって
わたし自身も相手も全く生きることに困らないし

…この話をする上で、"生きること"という言葉を"心地よく生きようとすること"と"息をしたり、心臓が動くこと"と一緒にしてしまうのも違うし、

深く掘っていけば掘っていくほど
言い表せることはないんだけど、

決めつけずに、
自分の思ったことを表現したり
相手の思いを否定せずに受け止めたり、
心を交換こしていくことを
大事にしていきたいと思いました


正   欲

とは、という問いを

これからも考え続けていきたいと思います

そもそも好きってなんなんだろう
スパイスカレーがすき、とか
この色がすき、とか
胸の奥がギュンッってなる、とか
この楽器の音を聞くとほわぁとなる、とか
この和音を聞くと、とろんとする、とか
好きな人と目が合って、心臓がバクバクしている気がする、とか
好きな人とくっつくと、なんか安心する、とか
全部全部
好き、だし、気持ちいいとか、
心打たれる、とか
似た感情だったり、

私のこういうのも全部、欲だし、
これらがなかったら
生きていても楽しくないだろうし

三大欲求、だなんて
3つに限定しなくてもいいのにな、とか
でも今調べてみたら、色んな3があって、
重要なってことだけだから、
分かりやすくまとめてみただけなのか…とか

でも生きることなんて分かりやすくなくて
難しいことで
分かりやすくしなくてもいいのにな、
とも思いました


生きることって難しい
だから自分にも人にももっと優しくいたいです

生きることはをゆっくりすることはできるけど
休会みたいなものはないし、
止めておくこともできないし、
それなら、

よりよく生きたい

むずかしいをがんばるも
ちょっとやすむも
認めたりして

言葉ってむずかしいですね

他の人が
この作品を見て
思ったことも知りたいなと
おもいます


ˎˊ˗Thank you for reading ˎˊ˗

lila

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