生きづらさについての研究【「死にがいを求めて生きているの」読書感想】

俺は、死ぬまでの時間に役割が欲しいだけなんだよ。死ぬまでの時間を、生きていていい時間にしたいだけなんだ。
――「死にがいを求めて生きているの」より

朝井リョウ著「死にがいを求めて生きているの」を読みました。もうね、生きがいを忘れかけているハシモトのような大学生には、心に3メートルぐらいのクレーターができる作品ですよ、これは。

今回は、「死にがいを求めて生きているの」から、生きづらさについて考え

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読書は私達の心をも豊かにする

Noteを始めてから文章力をつけないといけないと思い、最近「読書」にも力を入れ始めました。
最近読んだ6冊がとても良かったので、紹介させてください!

『サラバ!』 西加奈子

「あなただけが信じるものは何ですか?」
もし答えに詰まったとしたら、サラバ!を読むことをオススメします!
主人公・歩が職、薄毛、生まれ、家族関係などに悩みながら人生を歩み続ける姿はどこか心を打たれるはずです。

『何様』 

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[自己紹介] 私ってどんな人?

プロフィールに表示するための暫定的な自己紹介です。

詳しくはもっと読んでくれる人が増えてからにしようかな?と考えております。

・名前 ミナミ

・所属 東京理科大学

・勉強内容 数学 物理 化学 英語(ちょっと) 政治経済(ほんのちょっと)

・好きな事 古着屋 noteを書く事 読書 散歩

・目標 シンクタンクとか?まだ未定

・好きな本 少女は卒業しない 朝井リョウ著

どんな相手からも、目を逸らさない。

「朝井リョウさんって、なんであんなに自分と距離のある主人公の感情を、手にとるように正確に書けるんだろうね」

そんな会話をした翌日に、twitterのTLにこんなつぶやきが流れてきた。

ああ、わたしこれ全然できてない。
山のようにあるプロとの差。その内の大きなひとつが、これだ。
粛々と、そんな事実を噛みしめた。

「この人と合わないな」と感じる相手と出会うと、すっと心のシャッターを下ろして自分を

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猫の名前は『つばめ』です!(燕尾服のような模様から)
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ただただラジオ番組を紹介する

今回は番組の紹介

 先日はこちらの記事でラジオが面白いってことを書いた。今回は、実際に聴いている番組をただただ紹介していく。以下の記事でも書いてある通り、ラジオ自体を聴き始めて半年ちょっとの人間なので、ビギナーの雑感として読んでもらえると。

毎週欠かさず聴いている番組(曜日順)

アルコ&ピース D.C.GARAGE/毎週火曜日24:00~25:00

 お笑い芸人のアルコ&ピースによる番組。

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スパイシーなカレーと言葉

意外と辛味のある白桃のカレーを食べながら、店内にあるフリーペーパーを読む。小説家の朝井リョウさんの言葉「自分の社会における価値について考えすぎると、自滅思考に陥る危険性がある」に心で頷いて、水を一口。どこまで、何を考えるかのさじ加減は、時代とともにどんどん難しくなっている気がする。

読書とネイル③

今回紹介したのは、YouTubeでの配信が3月の卒業シーズンということもあり、こちらの本です。

「少女は卒業しない」(朝井リョウ)廃校が決まっている地方の高校の最後の卒業式。思いを寄せていた、先生、先輩、友達と彼女たちの別れの7つの物語です。

アップ

卒業といえば桜、桜のピンクと卒業生が胸につけるお花をイメージしました。

私は朝井リョウの作品が大好きなのですが、彼の作品は読み終わったあとに

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『死にがいを求めて生きているの』

たった今ある1冊の本を読み終わりました。

私の大好きな小説家、朝井リョウさんの『死にがいを求めて生きているの』。これがまぁなんともすごかった。

植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。
二人の間に横たわる〝歪な真実〟とは?
毎日の繰り返しに倦んだ看護士、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。
交わるはずのない点と点

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『娼年』(2018年) 映画評

※この文章は2018年4月に書いたものです。

<人はソレなしでは生きられない>

「娼年」は分かりやすいくらいにセンセーショナルな映画だ。押しも押されぬ人気イケメン俳優の松坂桃李が男娼を演じ、次々と中年女性と情事を重ねていく。しかもその濡れ場は昼メロのように象徴的で美しく撮られてはいない。やたらとリアルで生々しく、だからこそ滑稽だ。

しかもその多くはアブノーマルだ。視姦プレイ、放尿プレイ、N

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この小説は小説ではない『何様』

この作品には、心躍るような大冒険もなければ、胸の奥がキュンキュンするような甘い恋物語もない。

あるのは小さな葛藤、ただそれだけだ。

それだけなのに、この作品は面白い。

『何様』の位置づけとしては同著者の『何者』、のアナザーストーリーとされている。

しかし本作品に関しては『何者』を読んでいなくても何一つ問題はない。

むしろ、『何様』を読んでから『何者』を読んだほうが楽しめるのではないかとさ

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