命あっての「推し」だから
9/30まで、SNS上でdeleteC大作戦なるものが繰り広げられている。
参加企業のツイートをリツイートしたり、対象商品の「C」の文字を消して写真を投稿するだけでがん治療研究に寄付されるという、気軽に参加できて人のためになる企画だ。
私は母方の祖母の顔を知らない。生まれてすぐに祖母はがんで旅立った。
知人にも人生半ばで旅立った人が何人かいる。みな優秀で、よりによってなぜこの人が、と思う人ばかり。健康であり続けていたら、仕事でどのような結果を出していただろう。それなのに、これといって何かをしているとも言えない私が残っているのはどういうことなのか。そこに理由も答えもないことは分かっているが、時折ふと思ってしまう。
deleteC大作戦が私の目に留まったとき、これで寄付になるなら、やらないという選択肢はないと思った。
私の推しの座右の銘の一部を日本語で言うと「いつも助ける」だ。まさにこの精神を発揮するときではないか。
こういったものは、やるもやらないも個人の自由だけど、推しの精神を共有していたら、やる方が自然な気はしている。
悲喜こもごもの声が溢れる推し界隈、それも生きているからできる大騒ぎ。これから長く推し続けていくにためにも、医療に貢献できるこの大作戦に微力ながら参加している。
どうか、喜んでいる人も悲しんでいる人も諦めている人も、健やかに10/29を迎え、推しの晴れの舞台に熱狂できますように。
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