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ピュアな青春恋愛ものが好きなあなたへの「メグとセロン」のススメ(ほぼネタバレなし)

0.はじめに

こんにちは、liliです。
今回は普段筆者がしているようなカードゲーム関連の話ではなく、純粋に好きなライトノベルを布教するnoteになっています(なおこの作品が完結したのは確か10年以上前...)。
結構昔の作品かつ作者があの「キノの旅」や「ガンゲイル・オンライン オルタナティブ」でお馴染みな時雨沢恵一先生なのもあって、地域や学校の図書館などでも見ることがある作品だと思われますので、もしこの記事を読んで気になったら図書館で借りてみるのもいいと思います。
古本屋にもありそう。
是非、今回もこの記事をご一読していただければ幸いです。
そしてこの記事は1巻のあらすじ以外ほとんどネタバレを含んでいませんので、気になった方は安心してこの記事を読んでいただければと思います。

※今回は同じ世界観の関連作品である「アリソン」「リリアとトレイズ」「二つの大陸の物語」には触れません、ご了承ください。

1.この作品のあらすじについて

舞台はどこかの星の小さな国。
主人公であるセロンは、モテモテの真面目なイケメンでありながら、自分の恋愛になるととっても奥手かつ一途で誠実な、ピュアな少年。
そんなセロンが一目惚れしたのは、転校生であるメグ。
彼女は異国からの転校生で、お淑やかであり天然な少女。言葉の壁を感じながらも、学園生活を楽しんでいます。
セロンの恋愛を応援し、支えるのはセロンの親友のラリー。彼は彼なりに、親友であるセロンの恋愛を応援したり、激励したり、相談に乗ることも。
そんな彼らが夏休みの演劇部の合宿に参加したことがきっかけで、一夏の物語が始まる...というのが1・2巻の物語のはじまり(冊数自体は全7巻)。
他にもナタリア、ニック、ジェニーといった個性的な仲間達と共に、物語は進んでいく。

2.この作品のアピールポイントについて

この作品のアピールポイントを簡潔に書き表すならば、「奥手で一途でピュアな少年の甘酸っぱい恋愛を味わうことができる」でしょうか。
いや、真面目にニヤニヤしながら読みますよこれ。何度も多分「はよ告白しろよ」って思うと思います実際に読んだら。
モテモテなイケメンが、周りの女子からの恋愛を断り続けて1人の少女を一途に想い続ける...このシチュエーションって良くないですか!?
そんな様子を、本を通して読めるのは本当に良いことだと思います。
個人的には、モテモテのイケメンなセロンがメグへの告白を何度も躊躇しているのがポイントですね。そして1巻の序盤で、セロンの恋愛の話になった時のラリーの「そのモテモテパワーを少し分けてもらいたいくらいだ」に対する「全部やるから助けてくれ」っていう返しが、心の底からメグだけのことを想っている感じがして良いですね。
一応、筆者は他のラブコメや恋愛ラノベもいくつか読んだことはあるんですけど、それらと比較しても際立つこの作品の良さの一つは「ヒロイン候補は最初から1人であり、主人公はその少女に一途」ってところですかね...ヒロイン候補が複数いる作品も嫌いではないですけど、なんか一途な恋物語に筆者はより惹かれるものがあります。
あと、キャラクター達のやり取りや関わり方、台詞も好きなんですよ。ネタバレになるのでセリフの細かい内容自体は伏せますが、時折出るセロンのメグに関する台詞から、「あぁ、彼は本当にメグのことが好きなんだな」というのが伺えます。
特に作品の中盤のセロンのとある台詞からは、自分の身も心もメグに捧げようとしている意志を感じますね。献身的な愛。
そんな彼の一途な愛の行く末は、ぜひ皆さんにその目で確かめて頂きたいと思います。

3.おわりに

というわけで、ネタバレほとんど無しで送る「メグとセロン」のススメでした。
モテモテなイケメンの一途な純愛学園物語、1人でも多くの方に読んでいただければという思いで今回noteを書かせていただきました。
もしよろしければ、ご一読頂ければ幸いです。多分古本屋で1冊100円+税で買えるんで
他にも、「学園キノ」とか、時雨沢恵一先生の面白い作品は代表作以外にもあるので、他の機会にまた紹介できればと思いますね。
例えばこの作品とか。

物騒かつ長いタイトルだけど、読めばわかるさ


では、次のnoteでお会いしましょう!
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