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台湾旅行記🇹🇼

1日目
前日までにパッキングを無事終えたが、いつもの通りなかなか終わらず、睡眠時間は3時間ほど。飛行機で寝るぞという意気込みをもって、無事起床。バナナヨーグルトをさっと食べて出発。

成田空港から台湾までは、scootというシンガポールLCCに乗った。チェックインカウンターに向かうとぐるりと列が空港内で折り曲がるほど長蛇の列で、みんなそんなに台湾に行くのか!?大人気!と思ったら、なんと台湾経由でシンガポールに行くらしい。あまり国際便に乗った経験がなく、飛行機で途中下車(下機?笑)もあるんだ…と驚いた。列に並んでいると、中国の方3人ほどに、これはscootの列ですか?と英語や中国語で話しかけられた。わたしも中国の人に見えるのか、ただ話しかけやすい見た目なのかはわからない。笑

無事搭乗すると機内は大きなボリュームでノリノリの音楽がかかっていた。シンガポールに行ったらこういう雰囲気なのかなとちょっと面白かった。
フライトは3時間半ほど。LCCなのでコンパクトな席で、座席のクッションもふかふかとは行かなかったが、短時間なのでまぁまぁ大丈夫だった。1時間半ほどは眠れた。あとの時間は持参したBRUTUS台湾特集と、友人に貰ったるるぶを読み込んだ。
15時に台湾桃園国際空港に到着。入国審査や荷物検査等を済ませ、MRT(台湾の地下鉄)の駅に行くとCoCo都可というタピオカ屋さんがあり、(日本にもあるけど)せっかくだし黒糖タピオカを飲んだ。ザクザクの黒糖が入っていて、美味しい。MRTに乗って35分ほどで、台北駅に到着した。いざ外へ出たのは19時前で日が暮れていたのだが、とても暖かい!というかむしろ暑い!パナソニックのビルに温度計がついていて、28℃と表示されていた。

台北駅、めちゃくちゃかっこいい。


鉄道やコンビニで使える悠遊カード、デザインが可愛い。


四角い形のカード以外もキャラクターモチーフなどいろいろあり、コンビニでたまに売っているのを見かけた。次回台湾にいくときはそれを買いたい。

1日目と2日目はAt Home Hotelに宿泊。台北から2つほど隣が最寄り駅だが、歩いても20分少々で着くので、散策がてら徒歩で向かった。こじんまりとしているが清潔で、内装も可愛らしく満足。地下一階の共用部にtake freeのスナックやジュースが置いてあるのも楽しい。
宿泊する人はLINEを追加し、連絡事項や無人チェックインの方法はLINEでしてくれるシステムだった。一度ルームキーを部屋に置いたまま外に出てしまい、オートロックのため入れなくなったプチハプニングがあったが、LINEすると10分くらいでオーナーが飛んできてくれた。そのあと何かあったらまた連絡くださいとLINEもくれた。親切で、費用もかなり抑えて泊まれるのでおすすめしたい。

重たい荷物を置き、宿から徒歩5分の場所にある火鍋のお店🥟隱鍋台北林森北路店🥟で夕飯を食べた。ここの麻辣牛乳鍋が忘れられないくらい美味しかった…。赤くて辛そうなスープに牛乳とチーズが入っていて、火をかけて自分でかき混ぜてチーズを溶かす。野菜、お肉、海藻、きのこと盛りだくさんの具材が出てきてうきうきした。締めに台湾のインスタント麺も食べて、お腹がはち切れるかと思った。1人3000円と少しのお会計で、いいお肉を食べビールも飲んだのでかなりお得に感じた。
お店は綺麗だし店員さんが親切で楽しい人だった。日本語で「美味しい?」と聞いてくれたお返しに台湾語でありがとうの「多謝你(ドオシャーリー)」と言うととても喜んでくれた。

麻辣火鍋🍲


2日目
9時ごろに起床し、近くの朝食営業をしているお店🥟世界豆漿大王🥟に行った。猫がいて、自由に店内を歩き回っていた。ベーコンいり卵焼きと温かい豆乳(清漿)が美味しかった。
そのまま台北市内の中山エリアを散策し、BRUTUSに掲載されていて気になっていた雑貨やアパレルのセレクトショップのHAVENというお店に行った。
店内は白壁にグレーのタイル調の床で落ち着いた雰囲気に、雑貨のキュートさが映えていてとても素敵だった。ブルーの外壁もアイコニックで素敵。

HAVEN by nest

前面がオレンジのボアで、他の面やベルトがグレーのショルダーバッグを購入した。裏地や金具のディティールまで可愛らしくて最高。スタッフのお姉さんがまた親切なのと、日本の店員さんよりフランクな感じで楽しいお買い物だった。お会計後に2度目の「多謝你(ドオシャーリー)」を使うと、とても喜んでくれた。

台北散策は程々に、もう少し東の海沿いにある九份という町に向かった。町全体が千と千尋の神隠しのモデルになっているのではないかと言われている場所で(ジブリ公式は否定しているらしいけど)、赤い提灯と細い路地がとても綺麗だった。

行くまでの電車とバスが少し難しいので調べる必要あり。事前に特急券を買わないといけない列車に乗ってしまい、車内で車掌さんに話して割高の券を買うことになったりした。しかも知らずにビジネスのふかふか席に座ってしまったようで、車内販売のお姉さんがちょっと笑いながら車掌さんのいる号車を教えてくれた。笑 電車の運賃が基本的に安いので助かった。
九份は観光地でお土産屋さんが並んでいて、沢山購入した。たぶんここで雑貨のお土産を1番買ったと思う。あいにくの雨だったけれどそれも幻想的で、ジーンズの膝下がびしょ濡れになったのもあまり気にしていなかった。町が山の上にあって、台北より寒かったので上着を一枚プラスした方がいいかも。

22時半に台北に戻ってきたが、旅のテンションと気合いで1番近い夜市🥟寧夏夜市🥟に行った。
・香鶏排(シェンジーパイ→スパイスたっぷりのフライドチン)
・牛肉麺(ニュウロウメン)
・滷肉飯(ルーローハン)
・蛔仔煎(オアジェン→牡蠣オムレツ)
など、気になっていた台湾グルメを沢山食べられて、どれも本当に美味しかった…。

夜市のサイズ感は士林夜市(3日目に行った)より小さめだが、美味しいグルメがそろっていて、奥にはエアガンの射的やピンボールなど遊べる屋台もあり、個人的にすごく好きな夜市だった。毎日24時までやっているらしく、すごい国だ…毎日お祭り…と思った。

台湾のpaypayみたいな決済アプリの広告が雰囲気を壊している。笑


帰り際、夜市の通りにあったゲームセンターに寄ったら両替機があり、細かいお金を使い切ってしまったため5000円分くらいのお札を両替機にいれた。1秒後にじゃらじゃらと小銭が出てきて、出続けるのでわぁ!?全部すごく細かい小銭!?と思ってよくみたらなんとメダルゲームのメダルが100枚くらい出てきていて、一瞬絶望した…。しかし、店員さんにGoogle翻訳で訳を説明したらメダルを回収し返金してくれた。しかもしっかり両替までしてくれた。ありがとう店員さん。そしてありがとうGoogle…。


3日目
ホテルで前日夜にコンビニで買ったかわいいコーンフレーク付き牛乳を食べ、ブランチを食べに行った。🥟人和園餐廳🥟というお店で、4年前友人が行った時、食べすぎて血糖値がスパイクしたせいかアルコールのせいなのかわからないけど店内で倒れてしまったらしい。笑 お店の人がとても親切なのと料理も美味しいと言うことを聞いて、ついでに友人は元気だと言うことも伝えようと、行くことにした。聞いていた通り奥さんは日本語がとてもお上手で、おすすめの料理を教えてくれた。出てくる料理も全部とっても美味しく、特にエリンギを唐辛子や八角などいろいろな香辛料と炒めた料理と、オレンジマーマレードの餡が入ったお饅頭が絶品だった。ふわっとした素朴な皮の中に熱々の餡、オレンジの酸っぱさと甘さがどこまでも優しいあのお饅頭、絶対にまた食べたい…。

お饅頭美味しかった…。お口直しに中のマーマレードの材料のオレンジもついてきた。オレンジとグレープフルーツのハーフみたいな味がした。


奥さんに倒れた友人の写真を見せたらすごく詳細に覚えていて、元気だと伝えたら喜んでいて、台湾にきたらまた遊びにきてね〜と言ってくれた。また行きたい。

昨日までとは別のホテルに泊まるため、荷物を置きにホテルへ向かった。途中にスーパーとダイソー(台湾にあるんだ!)に寄ってお土産をいくつか買い、チェックイン。連日動き回り疲れていたため少し休憩。最終日は少しだけいいホテルをとった。大きな窓で開放感があるしいい景色。

CitizenM Taipei north gate 

台北駅から徒歩5分で、景色も良いホテルだけれど1泊ひとり7500円ほどでびっくり。

スーパーで買ったドラえもんカステラ。ひらがなやカタカナがないからドラえもんのえをAで表してるの面白い。


他の場所でもサンリオやポケモンなど日本のキャラクターが沢山いて、台湾で人気がありそう。特にキティさん、たくさんいた。

ひと休みした後、台北市内の西門エリア(原宿や渋谷みたいな雰囲気だった!)を散策し、なぜか韓国のプリクラを撮ったり、同行人はABC-MARTでニューバランスのスニーカーを購入したりしていた。日本で買うより2〜3割安い印象なのと、たぶん日本にない型番があった気がする。無印良品もあって、台湾限定商品が売られていた。あまり悩まずにいくつか購入した。無印良品のことを信頼している。

その後同じく台北市内の迪化街というエリアに移動した。レンガの街並みは19世紀に作られたそうで、趣きがあった。大きな神社のような建物もあり、お香を炊いてお祈りしている人もいた。春節(中国のお正月)の時期にはすごい人手になるそう。
ここにもお土産屋さんがありまた雑貨をいくつか購入。お茶やドライフルーツ、お香を売っている伝統のありそうなお店も立ち並び、日本の浅草みたいだな、と少し思った。商店街の中の、地元の人たちで賑わうローカルなお店でご飯を食べてみた。外のテーブルと椅子で食べるタイプで、牡蠣のスープと焼きそば、キャベツ炒めを頼んだ。優しい味付けとお値段で、地元の方に人気なのも頷けた。

迪化街散策を終えて、これは旅の一大イベントでもあったのだが、The Wallというライブハウスに行ってライブを見た。Lucid Expressという香港のバンドと、The Bilinda Butcherというアメリカのバンドのツーマン。シューゲイザーとドリームポップとオルタナティブを混ぜたような2バンドで、とても気持ちが良かった。多分The Wallのキャパシティは400〜450人くらいだと思う。日本のバンドも来台した際よく使うらしい。異国の地でライブを見るという状況にワクワクしたし、音楽は言語を超える、を肌で感じられて嬉しくなった。特にLucid Expressが好きになったのでこれからも聞くと思う。
場所は台北駅から少し離れるが、電車も通っているのと、台湾はタクシーが安い。だいたい日本の1/4から1/3くらいの価格で乗れたと思う。台湾タクシー(会社名)だと悠遊カードが使えたのでおすすめ。

ライブ後に、台北で1番規模が大きいと言われる🥟士林夜市🥟に行った。

本当に大きかった。屋台や雑貨屋やアパレルがごちゃ混ぜになって並んでおり、人も多く賑やかだった。射的やくじやピンボールなど遊べる屋台もすごい数並んでいた。地下1階の美食街は、2023年12月の時点では改装のため閉まっていた。2024年6月までは工事と漢字で書いてあったような気がする。間違ってたらごめん。

食べたもの
・レモンジュース
・台湾式ハンバーガー
・冷やし中華みたいな麺
・胡椒餅(カリカリで厚めの皮にスパイスの効いたお肉・ニラなどの餡が入ってる)
賑やかな雰囲気を楽しみたかったり、ご飯や遊びやお土産など全部まとめて体験したい人におすすめ。ここも毎日24時までやっているので夜遅くまで楽しめる。

ホテルに戻った後流石に疲れが出て、歯を磨きながら椅子で数分寝落ちしてしまった。4日目は帰るだけなので、3日目に少し無理をして詰め込んだ。(パジャマに歯磨き粉とよだれをめちゃくちゃ垂らしたのは内緒にしておこうと思ったけど面白いからやっぱり書いた。)

4日目
8時半ごろ起床して、本当は昨日の夜やりたかった荷物の整理や出発の準備をした。大きな窓から台北の景色をを最後に眺めて、地下鉄で桃園国際空港へ向かう。初日と同じタピオカ屋さんで同じタピオカを飲んだ。黒糖美味しい。空港内のフードコートで昼食を食べた。2日目の寧夏夜市で食べたフライドチキンの美味しさが忘れられず、それを食べた。帰りはtiger air という台湾のLCC。機内の音楽は控えめで静かだった。行きのscootのうるささが余計に可笑しくなった。台湾出身と思われる機長が何度も日本語でアナウンスをしてくれて、もうすぐ帰国か〜と少し安心し、旅の終わりを感じて寂しくもなった。3時間ほどのフライトで成田空港に無事到着。プチハプニングはあったけれど、大きなトラブルや無くし物もなく帰ってこられた。同行人もありがとう。


いつどこで食べたか忘れてしまったけど、豆花と台湾カステラも食べた。

豆花。タロイモのお餅をトッピングした。もちもちで甘くて美味しかった。
台湾カステラ。卵の味がしっかりするシフォンケーキみたいな感じでめちゃくちゃ美味しかった。
気づいたら大量に買っていたお土産たち。こんなに買っても予算内だった。台湾の物価ありがとう。


おわりに
ご飯もスイーツもおいしいし、物価が安くてお土産を思う存分買えるし、ネオンの街並みが良いし、飛行機も遠くないし、寒くないし(これは私にとって高ポイント)、漢字表記だからなんとなく読めるもの多いし、治安もいいし、台湾旅行とってもおすすめです!行きたいところがまだたくさんあるので、私もまた行くぞ〜!

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