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小学校受験ーー学校見学

やはり全ては子の個性

小学校受験を通じて感じた事は、しっかりと子ども・家族(夫)と向き合えた1年半だったということです。
受験して有名な学校に入れたらそれだけで嬉しいし、自慢だろうなと思います。お受験を経験したお子さんなら、多少敷居が高い学校で過ごすことになったり、その後の性格形成に向かない思想を与えられたとしても柔軟に対応していくんだろうとも感じました。うん、有名校・名門校・難関校と呼ばれ方はいろいろありますが、否定は全くしません。
だって、子はどこでもその色に染まると思ったからです。

実際、スクールでの成長っぷりがすごくて。 
よく言えば「仕上がってきている」、悪く言えば「こなれた感じになっちゃう」んでしょうが、子どもの柔軟性に驚いた訳です。
私なんて、ネイビーの服を買うことすら長い時間躊躇していたのに・・・。

なのに、子どもはどんな環境でもスッと入っていけるんだな、って。ぐずったり泣いたり、プリントやらな〜いと言う時もたくさんあったけど、でもやるんだよね、最後まで。私よりよっぽど強い人だ、と感動しました。

きっとうちの子とは違うパターンを感じられた保護者の方も多いはずです。そしてそれが我が子の個性なんだって気付けるんだと思います。
親としては悩むし、落ち込むし、やっぱり他と比べちゃうけど、逃げずに向き合えば気付くこともあるのですよね。

あぁ、お受験・・・深いっ!

そんな個性を更にゆたかにしてしてもらえるのはどの学校かなと体感できるのが学校見学なのだろうと思います。

我が家、最初は先入観の塊のような面がありました。私なんて特に東京を経由せず北京に行ってましたので、知っている学校の名前なんてとてもとても少なく・・・。隠語で学校名を言われても、にこやかに頷いているくせに全然分からず、後からこそこそ調べる・・・なんてこともw

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面白いのでちょっと書いておきますね。
天現寺・・・慶應幼稚舎
四谷・・・学習院、雙葉
九段・・・暁星(男子)、白百合(女子)
白金台・・・聖心
六本木・・・東洋英和
広尾・・・東京女学館
国分寺・・・早稲田実業初等部
茗荷谷・・・筑波、お茶の水、竹早
波・・・筑波
お茶・・・これは分かるw
竹・・・竹早でしょう

正直、今でも場所は分かっていません。

あぁ、ちょっと思い出したことがあるのですが、以前文京区出身の女性に子育てについて相談されたことがありました。いやいや、私は中国育ちのようなもんでして・・・なんて言いつつ話をしていると、その方は東大出身!
「世田谷に良い学校、ありました?」
と言われて、「えっ?!」と・・・。
そして、「そりゃそーか、東大なら文京区にいれば事足りるのか・・・」と思ったことがありました。

でもちょっと悔しいから上のリストに付け足します!
成城・・・ほら、あるじゃん!
稲花・・・めちゃめちゃ良い学校でしたよっ!!
都市大付属・・・英語の先生が最高に素敵!!

あれ、隠語じゃない・・・汗
まぁ、いいか。(「和光=光!」なんてどうでしょう?自由な素敵な雰囲気でした、いやもう良いって?)

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隠語の意味から推測すると、恐らく小学校受験=親の受験なんて言われるから、恐れ多くて志望校や合格校を口に出せないなんて思っての慣習なのかなと思いますがどうでしょう?
でも、受けてみて思いましたが、今の時代そこまで敷居も高くないですよね。

そんなことも幅広く学校見学に行くとひしひしと体感できました。教育方針だけ取ってもさまざまですよね。加えて「宗教系or無宗教系」、「男子校・女子校or共学」、「中学受験orエスカレーター式」などなど。
肌に合う、合わない位のレベルで良いんだと思います。
実際、ある女子校の説明会に行った際、説明の中で、近所に親戚などがおらず且つ働いているお母さんはきっと無理なんだなと分かることもありましたよ。

学校の様子を見て、我が子の姿が想像できるのが一番ですよ、と三茶の方にあるS校の先生が仰ってくださり、とっても素敵だなと思いました。
その学校の制服を着ている娘の姿を必死にイメージしたりしてwww

あとは通学時間。
無理させないようにしたいですよね。
乗り換えが沢山あるとか、通勤ラッシュであるとか。学校所在地の周囲の雰囲気も。
学校見学に向かいながら把握できることは沢山ありました。

そして教育方針に触れ(学校だって色んな個性でしたよ)、自分の子どもの個性に照らし合わせ、夫婦で相談していく過程がとても尊いんだと思いました。最終的にインターがフィットするのかもしれません(またこれについても書きます)、公立という選択肢もアリ○ そんなことをじっくり考えてみる時間だと思います。

見栄よりも先入観よりも、目の前の我が子の目を見て進めていきたいですね。








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