大橋 つくる

エッセイや物語を書いていきます。 山羊が草をはむように、ごく自然に読め、面白くて優しい…

大橋 つくる

エッセイや物語を書いていきます。 山羊が草をはむように、ごく自然に読め、面白くて優しい世界を書くことが目標です。楽しんで読んでいただけるような作品をお届けできましたら本望です。どうぞよろしくお願いします。

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  • 詩集 【刺繡🌼note.org】

    投稿している詩を、集めて詩集にしました。 開くと一冊の本のようにみえるかな?

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あまりある自己紹介  part 2

 『あまりある自己紹介』からPart 2と題して、書きたいと思います。  引き続き読んでくださった方には、感謝感激雨あられです。 ◆A 大橋つくるといいます。  小学生の頃の夢は、小説家になることでした。  がっこうの授業の間も本を読んでいたいくらい、本の虫でした。また、朗読するのが大好きでした。 ◆B 書くことについて、うれしかった思い出。  小学校の宿題では、大学ノートに好きな勉強をして良いというものがあり、私は物語を書いていました。内容について、担任の先生に良く

    • 人と比べる

       私には夢がある。  いつか結婚をして子どもを産み育てることだ。  でも今のままでは、その夢に到達するのが難しいと思う。  だから、今できる精いっぱいのことをしている、と思う。  SNSやブログを見ていると、誰かと結婚したり子どもを授かったりして幸せそうな人の姿を見る。  そうすると焦るし、心がモヤモヤする。  自分と人を比べると不幸になるらしい。比べた私は、その時不幸になったと思う。  それと同時に、「健全な劣等感は理想の自分との比較から生まれるのだ」と考えることで、今

      • 優しさって

         人に優しくするってなんだろう。  少し前から悩み始めて、今も自分に問い続けている。  数年前の私は、分かりやすい優しさ、身を削る優しさで相手を喜ばせることが好きだった。理解されるよりは理解することを、より相手の立場に立って考えることを大事にした。  でも同時に、身を削る優しさは気疲れにもつながった。人に、生き急いでいるように見えると言われたこともある。疲れが溜まって余裕がなくなってくると、自分にも他の人にも優しくできなくなる。  そうなってしまったから、人に優しい人間であ

        • 詩『恩寵』

          秋の風がわたる すうっと 汗ばむ体に 心地よい涼しさ ある朝の雨 灰色の雲を背に 七色の虹が架かる それは愛と赦しのメッセージ 黙って動かし続ける体に 時折 自然から恩寵があたえられる そのよろこびを胸に 今日もはたらく

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        あまりある自己紹介  part 2

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        • 詩集 【刺繡🌼note.org】
          14本

        記事

          詩『しあわせ』

          遠回りして しあわせになる 近道があったらいいけれど きっとぼくらは 遠回りして しあわせになるんだ じかんがかかってもいい 今日も ゆっくり じぶんの足で歩けたなら それでいいじゃないか

          詩『しあわせ』

          どんな自分になるかは自分が決めている 

           こんばんは。蒸し暑い日が続いていますね。  みなさん、お体には気を付けてくださいね!  「どんな自分になるかは自分が決めている」というタイトルなのですが、そのように気付いたことについて記録しておきたく、執筆しています。  ある日、昼寝をしておりました。  それで、ぱちっと目覚めたとき、なんにもない自分に気付きました。自分に対して抱いているイメージや解釈をもたず、過去とも縁を切った、素の自分がそこにいました。  そこでわたしが思ったことは、「わたしがどういう人間であるか

          どんな自分になるかは自分が決めている 

          詩『こぶし』

          その掌のなかに どれだけすばらしいものが 眠っているか 知っているかい? きみはその手で 多くのものを守り そのまなざしで 多くのひとを癒すことができる きっと 知らず知らずのうちに そうしているから だいじょうぶさ きみが大切にしたいものは たいせつにできる

          詩『風』

          風になれたら じゆうだとおもう 風になって いろんなばしょへ行って 異国のかおりを確かめて 人混みのあいだをすり抜け 自転車に乗って アイスクリームを食べて となりの風といっしょに笑う ぼくらが笑うときは そよ風が吹いているときさ 風が吹いているとき 君は大丈夫だ

          詩『ほし』

          ひとつ 星がおちてきて ちかくへゆくと 金平糖みたいなかたちの おおきなかたまりが きらきらと 虹色にかがやいていた ぼくは おいしそうだとおもって ひとつ舐めてみた すると 砂糖つぶを舐めたときみたいな 甘さが すこし口にひろがって ほんとうに おいしかったんだ! ぼくの 星屑 まだお空にたくさんあるから 毎晩 いろんな星を 眺めて食べて楽しむんだ

          大雨

           今日は一日中眠かった。雨降りで、空が暗かったからかな。  そんな今日は、ゲーム実況動画を見ていた。  『HEAVY RAIN -心の軋むとき』というタイトルの、今日のためにあるようなゲームプレイ動画である。  このゲームは、プレイヤーの選択によってストーリーの結末が変わり、最後までドキドキハラハラさせられる展開になっている。  内容としては、連続誘拐殺人犯に誘拐された少年を助け、犯人を突き止めるべく、少年の父親や警察、FBI捜査官、探偵、被害者の母親、ジャーナリスト

          「生まれて初めて」

           今日、生まれてはじめて軽トラを運転した。    AT車だったからか案外、運転しやすくて楽しかった。  そういえば、人というものはいくつになっても、人生で「生まれて初めての経験」をすることがあるらしい。  当然と言えば当然の話なのだけれどね。  改めて考えると、とてもステキなことに思える。  生まれてから年月が経つにつれて、そうした新鮮な体験とは縁遠くなってしまうイメージがあったから。  でも実は、日々のなかで生まれて初めて○○したという出来事が、頻繁に起きているかも

          「生まれて初めて」

          「やりたいことノート」

           少し前に、「やりたいことノート」をつくった。  やりたいことノートとはその名の通り、夢や目標、やってみたいことを書くためのノート。  こんな言葉があって、毎日、起こってほしい奇跡を書き出すようになったのがきっかけ。  叶う奇跡もあれば、一瞬叶っただけの奇跡もあるといったところ。  つまり、「叶ってほしい願いを書き出す」効果はそれなりにあると思っている。  起こってほしい「奇跡」を書くから、どうせできないからなどと思わず、気楽な気持ちで楽しい未来を想像しながら書ける

          「やりたいことノート」

          完璧でいようとしなくていい

           完璧でいようとしなくていい。  わたしがよく周囲の人から言われる言葉だ。  出来ないことが多いように感じて、自分はまだまだだと思うことがよくある。  向上心の高さは、わたしの長所だ。  でも、完璧主義は時に自分をかなり苦しめる。  周りと比較して、自分を卑下して見るのではなく、今じぶんががんばっていることを知ること。  いろんなことができることを知ること。  自信をもって生きていってよいのだ。  それから、ありがたいことにもわたしは、わたしらしくしていればそ

          完璧でいようとしなくていい

          「初めの一歩は自分への尊敬から」

           昨日、哲学書を読んだ。  希望のもてる、素晴らしいことばのかずかず。  わたしが欲しかった言葉をくれる。  前に紹介した、「ニーチェの言葉」という本なのだけれど。  腐っていないで、わたしらしく朗らかに、心軽やかに生きていきたい。  ここ暫くのわたしの言葉は、なんというか痛みを表現することが多かった。  noteを執筆することで、溜まった想いを昇華させてもらったのだと思う。  ありがとう、note。  読んでくださった方もいたならば、ほんとうにありがたいと思

          「初めの一歩は自分への尊敬から」

          音楽とわたし

           楽器を吹いていると、学生時代に戻った気分になる。  楽しいリズム。ワクワクする旋律。  美しい音を出そうと、プロの音を聴いたり、ロングトーンに徹したり。  音楽を演奏することは、芸術であることを思い出す。  何が役に立つのか、今いちばん優先すべきことは何か、現実を思い生活を守ろうとする一方で、そればかりでは日々がつまらないというもの。  芸術は、人に遊び心や感じることを楽しむ心をあたえてくれるのだ。  だから芸術は人生になくてはならないもの。

          呟き

           朝早く起きると、日々体が健康になっていくのを感じる。  出勤時間を間違えて、その時間になるまで車の中で眠っていた今日の朝。  目を覚ますと日の光が眩しくて、なんだかうれしかった。  体力仕事だからきついと思うこともあるけれど、ときどき楽しいって感じる。  わたしの体が、体を動かすよろこびを感じているのがわかる。  自然は、そのひろい懐でわたしのような者を包み込んでくれるのだ。