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人外百合アンソロ構想(2024/01/25追加)


【表紙】


いつもお世話になっているまちろさんにふたりを描いていただき
文字入れ、背景、加工をLilium Anthems
時と世界に切り離されたふたりをイメージ
モチーフフラワーはパッシフローラ。トケイソウ属、パッションフルーツの花が想像しやすい
異世界の花とも言われ、今回の人ならざるテーマに(構想は以下参照)
以前の表紙は加工を少なめにしたが、今回は装飾を増やしてみました
キラキラさせるとわくわくするね…!

【アンソロ参加募集要項】

人外百合アンソロジー①

「あなたと紡ぐパッシフローラ」

要項となります!

提出締切 2024年3月31日㈰
期限の延長、早めの提出をご希望でしたらお声かけください!ご対応させていただきます!
作品完成度を優先させてくださいませ。

主催、全体構成、一部本文:百合創作サークル Lilium Anthems 
表紙イラスト:まちろさん

※Kindle完成時に献本あります(Amazonギフト券でのお渡し)
※気軽に参加できる同人アンソロジーとしての企画となります。原稿料をお考えの方は条件を添え、その旨お伝えください。予算と相談します。
※電子書籍のみでの刊行となります。サステナビリティ。
※私作を含め掲載順については全体の流れを見てこちらで調整いたします。ご了承ください。
※百合作品として発売しますので、男性表現は避けられた方が無難です。露骨な場合は注意書きを入れますので、ご留意ください。

小説の場合
文字数:2万文字を目安に
提出締切 2024年3月31日㈰
提出ファイル:テキストデータ(一太郎、ワード、メモファイル等の任意のものをお選びください)
提出方法:アップローダ(ギガファイル便がスムーズです)

※文字数少なくても大丈夫です。あくまで目安です。作品の尊さ重視です。
※本文末尾に「おわり」と入れてください。
※作品の冒頭に「タイトル」「作家名」をご記入ください(ふりがなかっこづけ)
※「おわり」の次に後書きを書いていただけるとうれしいです(私作の宣伝も可。ご活用ください)
※一太郎ファイル以外の場合、ふりがなに()づけしていただけると、確実です。
※文節に字下げ(全角スペース)をいれてください。
 例:△私は彼女に口づけをした。(△=全角スペース)
※校正はこちらで行い、出版までさせていただきます(Kindleの特性上、出版後に変更点があれば変更可能のため、ご安心ください)
※作品数に関しては複数点可です。PN変更に関してはお任せいたします。

イラスト、マンガ、動画等に関しては別途ご相談ください。

制作過程での広報やサンプルは @lilycreate1199 をいれながら行ってくださるとうれしいです!
応援させていただきます~!

他に不明点等ございましたらお気軽にお声かけくださいませ。
みなさまのご参加お待ちしております!

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【白百合園招待のご案内】

百合創作ディスコードコミュニティ【白百合園】では
アンソロを含め読書会や、百合創作について語る場となっています。
音声無しでメッセージのみのやりとりが可能ですのでご安心ください。
アンソロご参加の方は招待可能ですのでDMにてその旨をお伝えください。

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↑2024/01/25更新↑

【タイトル案】

あなたと紡ぐパッシフローラ

【モチーフフラワーについて】

パッシフローラ
情熱、パッションの語源となったパッシ(Passi)から来る花
日本では時計草といった方が伝わる
パッションフルーツの仲間
果実の中身が無数の卵に見える
いかにも異世界から来たような花や果実
その由来から今回のモチーフに
パッシフローラが持つのは情熱、苦しみ、キリストの受難
人外と人間が愛し合う際の受難、情熱
そして果実は「受難の果実」と呼ばれ、彼女たちが結ばれる際の
禁断の果実のようなモチーフとしていただきました
花言葉は「聖なる愛」「宗教的熱情」「信仰」

【表紙のふたりについて】

作中私作より引用しました
やはり人外というと獣たちが身近かな?と思い
受け入れてもらいやすい獣人度、いわゆるケモミミさんをメイン描いてもらうことに
想像したのは日光浴をしている猫
あたたかくて、ふわふわで
それでいてさらりとした細い髪
太陽を浴びて、野性味を孕んだその子の香りは
鼻をくすぐり、肺を満たすはその生命
彼女たちは、これからそして今までどんな物語に生きているのか
本編をお楽しみください
名前はイメージの固定を避けるためにあえて伏せます

【人外百合を書くに当たって気づいたこと】

人外という言葉はあまりに一方的で、不躾で、暴力的な表現である
というのも人外という言葉を当てはめようとしたとき
例えば
人間→獣人 人外
獣人→人間 ?
となる
人外というのは飽くまで人間が世界の中心であり
それ以外である。という想定から来る言葉だ
それが人間の傲りであることは言うまでもない
では、人外が多く存在するその世界では
種族名こそあれど人外という発想そのものが破綻するのである
なので今回参加した作品では「人外という言葉はいずれなくなるだろう」というのが私の主張だ
さて、これは抽象化すると百合も同じなのである
というのは、現在異性愛が中心にあるからこそ百合という文化が存在する
これは主義主張、異論があると思うが事実としてマジョリティとマイノリティが存在するので
致し方なし。今後の社会的課題であるが私はそれについて言及するつもりはなく
ただ百合という作品の文化的側面を見る
常々書いているが、百合というジャンルはいつか潰えてほしいと思っている
百合作品を15年ほど見てきて、ここにたどりつくというのも皮肉なものだが
百合であることが普通になり。同性愛、果ては異性愛という概念ですらも必要なくなれば
きちんと個人と個人で愛し合えるようになるからだ
それと同じくしてカレシ、カノジョ、という使い分けもなくなる
インド=ヨーロッパ語族には言葉に性がある
これは文法的な約束事であるらしいが、もし同性愛と異性愛の垣根がなくなれば
使い分ける意味が分からなくなり、いずれは形骸化。統一化されるのかもしれないし
日本においても、妻・旦那、娘・息子などの性別呼称も不要
現在を生きている私たちにとっては想像しにくいものだが
その世界線は個人という自由と責任の中で生きることになるだろうと予測する
さて。話を戻して人外、と言う言葉も同じだ
もちろん生物学的に、種族学(人外百合の世界線で発展して行くであろう学問)的に
使い分けはするだろうが、市井の人間がそれを意識することがなくなるくらいにはなるのだろう
もう一度言うが、我々人間は驕っている
今は我々が栄えているように感じているがそれは幻想であり
地球のことなど6割しか分かっていないそうだ
多くの場合でこの「分かっていないことの試算」は誤る
分かっていないのだから、分かっていない領域は遙に広がるのである
科学は無知から始まると言うが、改めて実感する。私たちはなにも知らない

話が逸れたので戻そう
今回は改めて言葉の暴力について気づくことができた
その中で、一般的に伝わるように
しかし、違和を抱かず
ふたつの存在、という観点で作品を再構成しようと思う
まだ構想段階だ。どんな物語ができあがるのか私自身楽しみなのである

【参考】

世界中で愛されている植物パッシフローラ(パッションフルーツ)
https://www.passion-jp.com/historyofpassion/#:~:text=名前の由来 Origin,と呼ばれています。
意味がいっぱい(その1) 執筆者:田中千鶴香(実務翻訳者)
http://www.wayaku.jp/blog/?p=474
第7回 なぜフランス語の名詞には性があるの?
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/ghf07
宇宙よりもたどり着くのが難しいと言われる未知の領域「深海」ってどんなところ?
https://sunshineaquarium-onlineshopwp.jp/post-1607/
トロピカルで個性的なトケイソウ(時計草)|花言葉やその由来
https://prrr.jp/note/tips/3928/

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