コース料理の構成と意味

【和食】
懐石は茶道のためのおもてなし
会席は酒のための宴会

懐石
 1. ご飯(一口ほど)
 2. 汁物(味噌汁や吸い物)
 3. 向付(刺身やなます)
 4. 椀物(懐石のメイン、具だくさん)
 5. 焼物(焼き魚)
 6. 強肴(しいざかな。ちょっとした料理)
 7. 小吸物(箸を清め、口を漱ぐ意味合い)
 8. 八寸(一辺が八寸の器に海と山のものが盛り合わされる)
 9. 湯桶(おこげにお湯をかけたもの)
10. 香物(漬物)

会席
1. 先付(食前酒と共に)
2. 吸物
3. 向付(刺身)
4. 煮物
5. 焼物
6. 酢の物
7. 揚物・蒸物
8. ご飯・味噌汁・香物
9. 水物(季節の果物)

【フランス料理】
最も格式の高いもので11品。
テーブルマナーの発祥はフランスだけど、コース料理の発祥はイタリア料理。
なので、イタリアに対抗して品数も増え、マナーも複雑化している。

 1. アミューズ(ちょっとした付き出し)
 2. オードブル(前菜)
 3. スープ(パンはこの後で食べるようにする)
 4. ポワソン(魚料理)
 5. ソルベ(お口直しのシャーベット)
 6. アントレ(肉料理)
 7. サラダ
 8. チーズ
 9. アントルメ(甘い菓子)
10. フルーツ
11. カフェ・ プティフール(コーヒーと焼き菓子)

【イタリア料理】
1. アンティパスト(前菜)
2. プリモ・ピアット(第一のメイン、パスタ)
3. セコンド・ピアット(第二のメイン、魚か肉)
4. サラダか温野菜
5. チーズ
6. ドルチェ
7. コーヒー(エスプレッソが一般的。イタリアではカプチーノは朝飲むもので、料理の最後にオーダーすると、料理に対する不満の意味になる場合もある)

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