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#4 ディベートとの出会い

③部活漬けの生活 では、まあタイトルそのまま中高時代は部活動に打ち込みましたよ〜て話をしたんですが、
④ディベートとの出会い では、大学時代打ち込んだことの話をしていきます。
これもまあ、タイトルそのまま「ディベートと出会い、そしてのめり込み、そして散っていった大学3年間」の話です。

私がディベートと出会ったのは、大学1年生の春。
「ディベート」というくらいなので大体学部は想像つくかと思いますが、
「法学部」のカリキュラムの一環で「ディベート」の授業が組み込まれていたんですよね。

とはいえ、担当する教授によって授業形態は様々で、ただ単に論文の書き方だとか意見の対立について語り倒すだけの先生だったり、毎回ディベートディベート!!!って感じで何かにつけて生徒にしゃべらせる先生だったり、多種多様でした。

私の授業を担当してくれた先生は完全に後者のタイプで、ディベートに全勢力注いでるような先生でした。
昔から人の話を聞いては共感することにしか能がなかった私にとって、まず「人前で話す」こと、そして「人の意見に疑問を持つ」ことは相当に難しい行為でした。

私は、この授業の後もSA(ステューデントアシスタント)として授業の手伝いをしていましたがそこで客観視して改めて分かったこの授業の1番難しいところ、
グループ活動です。
中学高校までの授業ではほとんどグループで話し合って課題を解決するような授業がないので、1人1人の関わり方が違ってくるんですよね。

バイトだ〜サークルの集まりだ〜でほとんど作業をせずにディベート当日を迎える人もいれば、ちょっとだけならいけます!と予定がありながらも作業に参加する人もいる。
もちろん、ガッツリ作業して(もれなくいない人の分まで)さらには他の人に自分の持ってる知識を叩き込む子もいる。

「大学って良くも悪くも自分のやる気次第の場所なんだな〜」

そんな風に思ったのを覚えています。

ディベートしたことない人がほとんどだと思うので説明しておくと、
私の学校のディベート形式は

①与党側(テーマに賛成派)立論
②野党側(テーマに反対派)反駁
③ 与党側(テーマに賛成派)反駁
④ 野党側(テーマに反対派)再反駁

てな流れで意見をぶつけ合う形でした。
相手側の主張は、本番にならないと何を言ってくるか分かりません。

当然事前に入念な準備をしていないと「なんもいえねぇ〜」状態になるわけですよ。

これって、どの世界にも通用することだと思うんですが
「先回りして予測して準備する」って難しいけどできないと絶対に困ることだと思うんです。これをグループでやるとなると尚更。

このスキルが身につけられたのはこのディベートをやり続けたおかげだなと思います。

3年間のうちのディベート経験についてはまだまだ書き足りないので、
また改めて書こうと思います。

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