水月

唐突に

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『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』演出と主題歌『Gradation』とのシンクロニシティ

『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』を観て、演出面で心に留まった点と、主題歌であるJO1の『Gradation』との親和性について書いていこうと思います。 ①黄色の現れるタイミング この映画の所々に、黄色のものが登場するシーンが度々あります。少し挙げると、 ①茜の使うバス停の椅子やその奥の店舗 ②茜がうずくまる公園の滑り台 ③遊園地で2人で水筒の飲み物を飲むシーン ④メリーゴーランドを歩いていて、立ち止まった瞬 間に二人の間にある車(ある日ね、の前) なんで黄

    • 私の勝手な祈りが、彼を苦しめませんように

      秋頃に購買ダッシュきっかけで唐突にJO1に沼落ちしました。我ながら特殊すぎる沼落ちの仕方で戸惑ってます。 ハマるまで、JO1で知ってることといったら、 ・プデュで決まったメンバー ・元ジャニーズの人がいる ・大学の先輩(河野純喜さん) がいる くらいでした。ほんとに浅すぎて申し訳なくなります。 元々人生の半分以上を旧Jのオタクとして過ごしてきたので、驚いたことや初めて得た知識が多々ありました。 まず、みんな人生経験豊富なことです。旧Jは小さい頃から事務所に所属するので

      • 映画真夜中乙女戦争【ネタバレあり感想】 「絶望は、光になる。」の私なりの解釈

        映画「真夜中乙女戦争」もう既に2回観に行った。 2回中2回、観終わったあとに放心状態になった。 私は、「私」みたいな大学生活にすこぶる憧れてるんだな、と、嫌でも思い知らされた。 「私」は、バイトも上手くいかず友達も佐藤以外はゼロ、授業に意味を感じられずに退屈で辟易としている。鬱々とした、悶々とした日々を過ごしている。 それでも、「私」には、身を焦がすような、心躍るような「黒服」と「先輩」との出会いがあった。 「私」は灰皿に油を注いだ黒服を目撃し、奨学金の書類を投げ捨

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