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子育てと言葉づかい

その返答の仕方はどこで覚えたの?


「あ、そういうことね!」

長男がこのフレーズをよく使うなと最近感じていました。

冒頭のフレーズを長男がどんな時に使うかと言うと、

私や夫に長男が質問を投げかけ、
それに対する回答を得て、
その内容に納得した時に、

「あ、そういうことね!」と言って返答します。

フレーズとしてはそんなに珍しいものではないのですが、長男のイントネーションが少し独特だったので、どこで覚えたのかな?と考え始めた時に、私はすぐ気付きました。

「このフレーズ、まさに私の口癖だった!!」と。

私は今まで、
無意識に長男が話してくれたこと、説明してくれたことに対して、

「あぁ、そういうことね。」と返答していたことに気付きました。

『親の言葉づかいは子どもの言葉づかい』

書いてみると当たり前のことなのですが、
改めてそのことを意識させられた出来事でした。

子どもの長い人生に影響を与える


私たちが日々発する言葉は、
私たちの想像以上に私たち自身に影響をもたらすものです。

それが良くも悪くもどれほど大きな影響を与えるかに関しては、
書店に行くとたくさんの本があると思いますので、
詳しい解説はそれらの本に譲るとして、

そんなに大きな影響を与えるのであれば、

私たち親が家庭内で日々使う言葉、
私たち親が子どもに対して直接使う言葉が子どもたちにもたらす影響も大きなものになるであろうことは容易に想像が出来ます。

冒頭の話にもありましたように、
子どもたちは親が日々口にする言葉を聞いて真似をしながら自分のものにしていき、

子どもたちは親から学んだ言葉を当たり前のように日々使い、その言葉からたくさんの影響を受けるわけで、

つまりは、
私たち親が子どもに日々聞かせている言葉、伝えている言葉づかいが良くないものである場合、
それは子どもたちの長い人生においてとても大きな影響を与えるということに気付かなければならないと思ったのです。

例えば、
お前、バカ、〇〇しろ、…と言ったネガティブな印象を与える言葉はもちろんのこと、
人の悪口、
自分自身を否定する言葉(どうせ自分には出来ないetc…)などは全て、
発することでネガティブな影響を私たちに知らず知らずのうちに与えていく言葉です。

これらを私たち親から日々聞かされていた子どもたちは、自然とその言葉を当たり前のように使うようになっていき、気付かぬうちにそれらの言葉づかいに長期的に影響を受けていくことになります。

私たち親に出来ること

私たち親はまず、自分自身が日々使う言葉づかいが、
(それが例え子どもたちに直接向けられた言葉でなかったとしても)
子どもたちの人生に長期的に影響を与えるということを意識することがスタートだと思っています。

心温まる言葉づかいは、自分自身だけでなく、人の気持ちも温かくすることが出来るものです。

そんな心温まる言葉づかいで、家庭内を満たしてあげることが、子どもの幸せな人生のために私たち親が出来る大切なことだと感じています。

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