見出し画像

不動産会社決定!〜母の実家売却プロジェクト ②

ここ数ヶ月私からNoteを開く気力を削いでいた要因のうち、大きな一つが「母の実家の売却プロジェクト」です。

不動産販売会社のサイトを覗くと「まずはネットで簡単に無料査定」と案内が出てきます。では、と試しに地方都市にある母の実家所在地の郵便番号を入れると「申し訳ありません。当社の営業エリア外のため、査定を行うことができません」とメッセージが表示されて出鼻を挫かれるのです。この段階で手間がかかりそうとある程度の予測はついていました。

不動産売却に至る流れの中、ようやくスタートラインに立てた現状について今日は書くつもりです。事務的なことで面白いことはありませんが、よろしければお付き合いくださいませ。



地元の業者さんに査定依頼

売却活動をお願いする不動産会社を決めるため、また売却相場を客観的判断知るためにまずは物件査定をしてもらわねば、と見積もりを地元の5業者にお願いすることにしました。各社の予想売却価格を比べて中間の価格を提示する業者さんお願いすればいいくらいの軽い気持ちでいました。

ただ査定の内覧に立ち合い、これは本当に面倒なことだすぐに気付かされます。都会にある建築年、部屋の間取りまたハウスメーカー等の正確な物件情報がデータベース化された不動産を処分するのとは訳が違うのです。

実家に残っていた縦書きで手書きの古〜い登記簿謄本を見ると、一番最初の登記は昭和初期。後に曽祖父の代で敷地内でなぜか一部移築、一度増改築し今に至るという長〜い家歴のある古色蒼然とした住宅。プロの目から見るとツッコミどころ満載の物件です。

コロナ禍前迄は年に数回まだ今よりは若くそして元気だった両親が滞在していたので、家財道具はそのままで中に入ると生活臭が漂っている旧建材旧工法による古い家屋、今風に言うと古民家。査定内覧中の業者さんからの質問やコメント、口から思わず漏れる呟きを聴くにつれ、うーんこれは想像以上に厄介で関わってしまったかも、とすでに後悔、、。

業者の皆さんの指摘ポイントは三者三様(実際には五者ですが)で、後日
見積もり書を頂くこととし、内覧立ち合いは無事終了。

各社各様の査定書が揃いました

一ヶ月位で不動産会社さんからの査定結果が揃いました。五社比べてみると一社がダントツ低い評価額を提示。「買取方式」、つまり業者が物件を購入する方法を提案されています。買い手を探すことなく、業者自身が買主となるため、速やかに売却、現金化できるというメリットがあリます。一方「仲介方法」と比べて売却額が低くなる傾向にある方式です。

売主である母はこの方式を嫌がったので、まずここは候補から外し、「仲介方式」を提案している他四社で検討することになりましたが、評価額にはばらつきがあり、最高額最低額ではウン百万円の差が。媒介契約の種類(専任媒介or専属専任媒介)も違う。そして総合コメントが各社独自で何がベストかわからなくなったのです。

不動産会社は決まった!!

母をはじめこのプロジェクトに関わる家族も、中間の査定額を出してきた業者さんでいい、程度の気持ちで査定をお願いしたので、正解が分からず思考停止、しばらく触れたくなく放置していました。それでも私たちが動かないと何もことは進まない、と気持ちを奮い立たせ不動産会社(以降A社とします。)を決め、A社の担当者さんにもお願いする旨連絡を入れました。

これでA社と媒介契約を締結すれば、売却活動がスタートします。

ただ締結前に「家の中の空にする」または「家財道具の処分の目処を立てる」ようにしてくださいと言われてしまいました。これがまた難題なのです。

今これで揉めています。

あまり深く考えずにのんびりいこう☺️
と言っているようなかわいい🩷後頭部


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?