見出し画像

後回しが蓄積した暑い夏

いつまで続くのこの暑さ、、
写真はサンノゼ近くの高台から見たいつかの海。
海辺でゆっくりしたい。


手伝い始めて100日以上経ったけれど

先日久しぶりにお稽古の先生のお教室の
お片付けに仲間と伺いました。

道路に面した一階店舗を借りお教室を構え、
同じ建物内の上階の一室で生活されている。
その店舗部分を開け渡すようにと言われ
片付けが必要になっているのです。

賃貸契約の内容は詳しくは知りませんが、
親戚の方が所有する物件で
退去期限を厳しく言い渡されているのではなく
数ヶ月猶予期間を与えられているようです。

退去日を先延ばし続けることはできない、と
ご本人も理解されています。

夏前から今まで弟子数名が分担して
片付け手伝いに伺い出してから
100日以上が経ちました。

それなのに何故か と言うより、
やはり、物がほとんど減っていません。

気持ちの良い風が吹いてた桟橋

蓄積された物は生きてきた証、だけど、、

本棚、飾り棚、机の上、引き出しの中、、
スペース、隙間があるところに
書類、本、お道具、雑貨、、、
あらゆる物を詰めしまい込んでいる状態。

今日はどこを片付けましょうかと指示を仰ぐ。
そのスペースを空にするため
弟子たちは物をテーブルに出して、
先生に必要か否かを判断していただく。

大切な物は専用の箱に入れ、
居住スペースへ移動。
迷っている物は机の上に置く。
不要判断がついた物はその場でゴミ袋へ。
(ゴミ袋はその日私達が持ち帰る)

迷っている物が多すぎ。
それに迷っている時間が無駄。
そもそも存在すら忘れていた物を
この機会に整理しないでどうする? 
不用品処分にはお金がかかるので、
私たちが手分けして持ち帰り処分しますよ。

若い世代からのアドバイスとして、
厳しい口調ではなく、
皆でそれとなくやんわりと伝えています。

「先生、次回までに判断して
処分する物、まとめておいてくださいね。」
とその日の作業を終了。

そして次の時に、前回空にしたスペースに
物が戻されているのを確認するのです。
徒労感と予想が当たったという妙な納得感。

片付ける意志以上に、
捨てられない、捨てたくない、という
強い意志を持っている人生の大先輩に
もはやなす術はありません。

車で乗り付けて散歩する人が多い

控えている祖父母の家の処分

少子高齢化と人口流出が原因で、
増えている地方の空き家。
社会問題化していますが、我が家も
まさに「地方の空き家」を抱えています。

正確に言うと、実家の母の実家の家、
つまり私の祖父母の家で、母名義。

私はかなり前から手放すことを勧めていました。
ただどんな小さな物でも手放すことを嫌がる、
というか、手放すことは人生の負けと捉えている
節のある母が売却の話に乗るわけありません。

ただコロナ禍を経て、父(夫)はいなくなり、
自分も老いて1人で行く自信がなくなってきた今、
ようやく、その気になってきたようです。

我が家の空き家問題、改めてまた書きたいと思います。

暑い中、すっきりしない内容のNote、
最後までお読みいただきありがとうございました。
(写真と内容は関連ありません)

サンフランシスコの街並み








































































この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?