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台湾3→2→1人 九份から小室哲哉(12日目)【専業旅婦飯台湾🇹🇼ぐるり】

九份 台北 1人

朝起きて近くのバス停から直接九份まで行くバスがあるのを知り、しめしめと待っていた。同様の人が他に5人ほど。15分遅れで来たバスに乗ろうとしたら満席で高速に乗るためもう乗れないと言われる。あっさり退散する私含め他客たち。
ではまた台鉄に揺られよう。

乗り換えの駅 瑞芳。
ホテルを出るときは、とりあえずバスに間に合うようサービスのコーヒーだけ飲んで出たので、電車に乗っている間におなかはぺこぺこ。
ブランチにちょうどいい施設がすぐ近くにあった。

中はこんな風に
弁当を外のベンチで食べることに
手前の魚丸ごと揚げにも興味あるが
一人弁当では手が出せない


一大観光地の九份だが、初めてだ。
12年前の家族旅行でも行きたがったのは私だけだったが、やはり一度は見てみよう。

両脇にぎっしり土産物や食べ物を売る商店が続く。呼び込みも多いが強引ではなく、足を止める客が客を呼ぶ感じで賑わいが続く。


縁日のような通りは何かに似ている。

例えばペナンの極楽寺への参道とか
また江ノ島神社への参道とか
インドのオムカールマンダータ寺院への参道とか

あれ?全部参道?
だいたい縁日も寺社のお祭りに出るもんだし。
しかし参道は大抵上った先とか突当たりに寺社があって、本来そこにお詣りすることこそ人を集める誘因だが、九份はそうではない。
登り切ったら海を望む景色を見て、下がるだけ。
金鉱で栄えた街並みそのものを観光する、純粋観光地とも言える。
斜面を生かした街並みに、赤提灯🏮が連なる階段。人が来るから店もでき、ますます人が来てますます店ができる。
日本語もたくさん聞こえ、西洋人も多く、もちろん台湾の人や多分見分けが難しいけど大陸や韓国の人もたくさんで、すごい人混みだ。

人が吸い込まれていくスイーツ屋さんに、私も吸い込まれてみた。

阿柑姨芋圓はかなり有名店らしい

入口は狭いけれど、奥で食べていいと言われ進むと、景色が一望できるイートインスペースが。これは最高👍
ツヤツヤのこの芋団子もちゃんと タロ サツマイモ🍠 かぼちゃ の味が各々感じられて、これはお腹にめちゃくちゃたまらないか?
そして見出し画像は下に隠れていた豆を上に出した物だが、豆好きな私には更にまた違った一面を見せてくれたようでうれしい。

夜景なら特にきれいで幻想的だろう。千と千尋の世界を思い出すには十分で、さしずめ瑞芳駅前の美食広場で勢い込んでいた私は、もう少しガツガツしていたら肉を食べ過ぎて豚となってしまう千尋の両親になりかねない。
しかし、歩く距離とか階段は大丈夫だけど、人の多さにちょっと疲れてしまう。
今回九份はちょっと下見的気持ちがあった。
だから金瓜石他全て行き尽くさなくてもいい。

比較的近い時期に、今度は「あること」を課して友達とまた台湾🇹🇼再訪を目論む。
「あること」の方を優先したいから、自分得意の「闇雲に散歩する」とか「人の多いところ(観光地含む)を避ける」とかは二の次にしたコースで折り合いをつけるのがいいと思っている。
いつもの自分だと大抵の人と足並みが揃わないからだ。
さて九份で撮ったこの写真にその「あること」を自分なりにしてみていると思われる台湾人らしい女の子がいたのだけど、それは何でしょう?

お土産クオリティの浴衣に
帯は昆布巻みたいに
ただ紐で留めた姿だが
若くてうれしさが伝わってきてかわいい

台北には今度こそ直通のバスで戻ったが、この後はどこに行こうか?
急に思い出して、12年前に泊まったホテルの近くを子ども達と何の目的もなく朝散歩して発見した物をまた見に行く事にした。
ホテルの名前も場所も近くのMRT駅もはっきりしないが、検索するとすぐ出てきて場所は特定。
確かすぐ近くにあって遊んだ公園を見て、記憶が蘇る。

小室哲哉A棟
小室哲哉B棟

12年前、何の前触れもなく眼前に現れた小室哲哉ビル。
あれから彼には色々な事があっただろうと思うと感慨深い。ここは分譲マンションのようだが、所有者の皆さんにも色々あっただろうか。

因みにこれは12年前のA棟の写真
2階のカーテンは今のようにボロボロではない


もし自分だとしたら、たとえ飛ぶ鳥を落とす勢いの時であろうと彼の名前を冠したマンションに住むのは業が深そうでちょっと敬遠したい。
じゃあ日本人の有名人でその名前がついてても住んで構わないと思える人は誰か? 
考えてみた。

いくら人気があっても、ファンだったとしても、長く残る事を考えると若い人だと危険だ。
唐突に 加藤一二三 さんを思い浮かべる。
限りなく大丈夫そうな名前に思えた。

付近でスーパー カルフール(家楽福原)を探し、余ったアイキャッシュ(愛金卡)でお土産を探す。と言っても7キロの機内持込みのみのLCCなので、遠慮がちに軽い調味料と菓子くらい。

台湾最終日の夕飯は、相変わらず混んでいるがホテル近くの 西門あたりをぶらつき、粽を食べることにした。

台南で食べた粽には及ばないが
気軽なおいしさ
魚丸(つみれ)スープが相当うまい

西門は連れ立った若い子達がいっぱい。そして路上パフォーマンスも。

西門にはサイゼリア(薩莉亞)もある。
実は沖縄(本島であっても)で、付近のサイゼリアを検索すると、ヒットするのはここ、という役に立たない豆知識を思い出して、つい撮ってしまった。



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