最近の話(2)

 このタイトルにしてしまったら、また色々書いて同じようなタイトルにして被るだろうに、全く気にせずこのタイトルで書く。

 何だかんだ1ヶ月が経ち、思ったより朝に起きていない事に気がつく。やはり私は朝の時間にエッセイを書くより、深夜にダラダラ過ごす方が向いている。

 前回色々書いたようで、思ったより時間が無くてかけずじまいだったものの、やはり少しでも書くだけで全然精神的にはプラスに働くようで、あの時書こうと思っていた事を忘れている。

 しかし、日々考えていることは基本変わらないので、思い出さずともこれから書こうとしていることは間違いなく過去にも書こうと思っていただろうし、書いていた気がする。

 前回仕事を辞めてしまいたいという事は書いたのだが、改めてその気持ちが強くなった。やり甲斐で選んだ仕事ではないし、あくまで掛け持ち前提だからこそ、そんなもので辞めたくなった訳ではない。

 だが、今の仕事を長くこれ以上続ける意味があるのか?と考えた時に、前回のような気持ちが芽生えた。入社当初は徒歩圏内の職場であったのだが、勤務先が都内の方へ近づき、ほぼ都心部と言っても過言ではない場所で仕事をしている。だからこそ通勤時間が勿体無いと感じることもあり、何もしないにしても、往復でトータル3時間は無駄にしてしまっている。それならボーッとする時間にした方が遥かにマシで、かつての徒歩30分程度の場所から考えたら、だいぶ時間のロスが大きい。

 勿論徒歩圏内を離れた事によるメリットも有る。長年近所で働いていた事もあり、友達の少ないエリアにも関わらず顔見知りの人が増えている。それはつまり、以前の職場のスタッフと遭遇する事を意味する。基本退職とは前向きな理由で行う事ではないので、以前の職場の人と遭遇するのはあまり気分の良いものではない。都内に出るメリットとしては大きい。また、定期券を購入しているので、都内までの交通費は賄える。

 しかし、経済面を抜きにしてもフットワークが重くなりすぎて、隣駅にすら休日に行くことが無い私に、都内の定期券など通勤以外に機能していなかった。

 職場内の話をすれば、やはり会社も人件費を上げた事で業務に対する要求が高くなり、無理のある量を押し付けるようになった。その結果、時給は高くても割に合わないと判断するスタッフがどの店舗も多く、どこもスタッフが不足し1人頭の戦力も下がっている。生産性が下がるのでやはり入社した頃よりもハードワークになっている。

 忙しいぐらいならどうでも良いと思っていたのだが、やはり通勤時間、労力、環境、何より当時と違い年を取って以前よりも体力も無く、ランニングや筋トレをするまでの体力は残せなくなり、疲労していくだけの生活になっていることを認めざるを得ない。

 だからこそ、このままだとまずいと判断し、現在別の音楽の仕事を探している。せめて自分が納得できる仕事へシフトする為に準備を進めている。

 せっかくの喫茶店でのモーニングなので、この辺りで切り上げたい。また近況を書く機会があれば書いていくつもりだ。

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