以前よりも仕事に対するモチベーションは復活している。自分がお店をやる事も視野にあるからか、異動前よりは頑張れている。

  やはり年が近かったり、年上の人が居る環境は落ち着く。年が近い人の場合、この現場に新卒で入った人は少なくて、大体どっかしらの仕事で修羅場を経験しながら、これが社会だと認識しながら生きてきた人が多いので、例え考えがズレても衝突になる事は少ない。

  妥協が出来るのか、実際に試して良し悪しの精査を出来るからか、余程でなければ収まる所に収まる。少なくとも私の去った現場のように、目的がよく分からない備品の移動、設置物の移動など、不可思議な事は起きにくい。

  意図のおかしな改変は改悪で、やはり店内のバランスが崩れ始めて入るそうだ。

  タイミング的に店舗を手放し、他店へ異動になったものの、やはり自分が作ってきたお店をルールやら運用方法やらを弄られ、結果お客様とスタッフで作り上げた環境が、音を立てながら崩れる様を見るのは耐えられないだろう。

  真剣に向き合って作った環境の崩れる様を聞かされる代償として得たものは、新たな環境によるやる気とスタッフとの関係。

  今私はこのお店が好きである。