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2年ぶりに

前回のあらすじ....

 書こうとしていた事を思い出せない時は、シリーズ物の続きを書こうと思う。

 大学3年の秋、この年の誕生日にはなぜか周りの友達からチョコレートのプレゼントを大量に貰った。当時の私は何処にいてもチョコレートを貪る生活をしており、この時には既にカフェ巡りを趣味としていたにも関わらず、学校にもチョコレートを大量に持ち歩くちょっとおかしい大学生として学校生活を続けていた。

 結論を言うと、この年に私は3回目の気胸になってしまう。この時も大学の授業中だったような気がするのだが、どうもよく思い出せない。実は3回目の記憶がよく覚えていなくて、4回目と5回目の方が記憶としてはしっかり覚えている。

 言えることとしては、この時も左側の肺がしぼんでしまって、やはりドレーンを挿入していた。回数を重ねれば重ねるほど、再発率は高くなる。平均すると、1年に1回私は肺に穴が開いていたことになる。バンバン肺に穴があくのは普通じゃない。

 体に穴が開くときというのは、ストレスが原因だと言われているが、肺の場合はそれが当てはまるかどうかはわかっていない。何せはっきりとした原因がわからない病気だからだ。

 しかし、思い返してみると、肺に穴が開くときというのは、大体何らかの理由により、イライラを強いられている時だと言うことを思い出す。胃だって穴が開くときはストレスが多い。ストレスを抱えて良いことなんてないのだ。

 そして気づいたことがあるとすれば、穴が開くとすると、症状は大体同じ。つまり、塞がった場所が脆いので、そこに何らかの刺激が発生すると穴が開く。よって、穴の開く場所は新規で穴が開くより、古傷?とも呼べる場所の方が穴が開きやすい。

 つまり、初めての気胸で呼吸が苦しくなった事がある人は、再発した場合は同じ痛みが襲うため、呼吸が苦しくなりがちだということだ。

 そう考えるとこの病気は突発的に発生するので本当に恐ろしい。寒い時期の方が、夏よりも発生しやすいイメージがあるので、例年以上に寒い冬の場合は特に気を付けたいところである。

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