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final noisess -解説的エッセイ-

 解説的エッセイ自体を執筆するのが久々である。最近はずっとラジオ番組を作っており、仕事かミックスぐらいでしか音楽に触れていなかっなからだ。

 今回は久々に深夜の2時間DTMに参加したので、解説的エッセイも久々に書くこととなった。

 この曲は別れがテーマだったので、比較的分かりやすいテーマな事もあり、こうして作品を作る事にした。

 とはいえ2時間。作曲から編曲、ミックスまでこなさなければならないので、2時間で作れる尺には限界がある。

 そこで、トラック数の少ないアレンジにしてみた結果、noise系の方向にしてみた。final noisessは、そんなnoise系の楽曲で、最後のイメージを安直につけた結果である。捻りが相変わらず無い。

 2時間のクオリティーとしては、世界観が伝わる編曲、ミックスに仕上がったと思う。

 別れというよりは、別れてから時間が経過して、記憶がボケてから思い出す思い出のような、そんなイメージで作ってみた。というよりは、チョイスしたnoise音にどことなくそんな要素を感じたので、結果的に古ぼけた音作りへ進んでみた。

 本当にnoiseを音楽の中に入れるというのはほとんど無い事なので、今後しばらくは嵌ってnoise系サウンドに明け暮れるでしょう。

 しかし、どんな思い出も、年を取ると案外良い思い出になっていたり、気にならない記憶になっているもので、30代以上の方々にこの曲は聴いて頂きたい。

 恐らく20代よりは、30代になった方々の方が、昔の事を思い返す事が多いのではないだろうか?

 雨の日、静かな夜、そんな時に聴くのがいいのではないかと思う。

 こうして聴きながら執筆しているが、noise系サウンドのアルバムも作ってみたい。しかし、願望だけはあるものの、現実は作業時間が少ないので、実際にやろうとすると、全ての趣味、全ての仕事を放り投げて、籠り切らないと厳しいでしょう。

 ということで、是非聴いてみて頂きたい。


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