通勤途中で見かけるワンちゃん、ジョン。最近外に出てこない。ジョンは多分柴犬。で、15才前後だ。いつも玄関先の門柱に繋がれて、車道との境に座っている。ジョンの脇には、給水用の年季の入ったプラスチック製のたらい。そしてたまに太い縄でできた骨の形の遊具もあるが、私はその遊具で遊ぶジョンを見たことはない。

ジョンはとてもおとなしいワンちゃんだ。ご主人がエサをくれる時に興奮して飛び跳ね少し吠えるが、通行人に対してや小さい子がそばに寄って頭を撫でたりしてもジッとして動かず吠えない。「ジョン！」と声をかけると、尻尾をパタリとほんの気持ち程度振ってくれる。

ジョンを見ると、（私の青春時代の心の支え的存在だった伝説の名パーソナリティ）かぜ耕士さんの愛犬ブレイク君に似ているな…と思い出していた。ブレイク君には会ったことがないけれど、かぜさんのFacebookに度々登場していたので、ジョンに会うとかぜさんやブレイク君にも会えている気がしていた。ジョンの愛想が良いと、かぜさんたちもつつがなく過ごしてるかな…とか思い、ジョンに無視？されるとかなり凹んでいた。でも、かぜさんは昨年9月に亡くなってしまった。ブレイク君はどうしているのだろう。かぜさんの妹さんが引き取っているのかな…

私の実家で飼っていた愛犬:フジも柴犬だったから、そこも親近感がある。また、旦那の実家で飼っていた犬は白い雑種だったが、名前がジョンだった。飼い主（旦那）が当時好きだったジョン・レノンが由来らしい。ジョンを見ると、いろんなことが思い起こされる。

最近見かけないけど、寒いから玄関の中で過ごしているのかな。早くまた会いたい。