春を聴く会｜＃シロクマ文芸部

花吹雪が舞う中『春を聴く会』が催された。 ◇ 今までは涼風さんが幹事をしていたけれど、院に進んでペースがまだつかめていないこともあり、大学2年目の僕が『春を聴く会』の呼びかけをすることになった。日時や集合場所を記したポスターを作って、大学の掲示板や購買・図書館などにも貼らせてもらう手続きをした。ちょっとは役に立っているのかな… 「小鳥遊くん、いろいろ準備をありがとう。助かったわ。当日は私も参加して案内とかするから！」 「ポスター作りは楽しかったです。涼風さんが案内し

めの一枚｜＃あこはる企画

前回（キャベツ）、うっかりと見逃して参加できなかったので、今回は待ち伏せしてました！（嘘、たまたま記事の投稿が割とそばだったから） 「め」ですか… 「め組の大吾」とか「め組のひと」とかが浮かびましたが、私が選んだのは… 「目」です。 えーっと… 撮った！ 久々に描いたわよ。目（瞳）だけだけど。 電話の伝言メモ帳に細書きボールペンで描いたから、インク液がところどころボタボタしているし、目の中の星だって、本当ならホワイトで入れるのに塗り残しで描いたから変だけど、雰囲気だけ

能戸高等学校校歌｜＃春とギター

なんか、また校歌を作ってみたくなりました😅 （どういうこと？） 春と言えば入学式！もう入学式はとっくに終わってますが、春と桜と入学式はセットのようなものです。で、入学式と言えば『校歌』！ （かなり強引😓） 以前作ったのは、こちら　↓↓ 上の記事コメント欄に、この校歌のメロディーが付いたものがリンクされています❗️作曲者はモチロン PJさん。画像まで付けていただけて、本当にどこかの小学校のHP『校歌紹介』コーナーに載ってそうな仕上がりです。 いわゆる『詩』が書けないので

雨が降っても「冷たい」とは感じなくなるほどあたたかな陽気となりました。 桜の花見は終わりましたが、近くの田んぼではレンゲが見頃です。

花冷え全員集合｜＃毎週ショートショートnote（裏お題）

久しぶりに学会がアメリカで開催されることになり、植物学者の木下とその助手:井上は通訳の立方と共に訪れた。 「しかし博士。なんで最近は通訳にいつも立方さんを呼ぶんですか？」 「良いじゃないか、井上。向こうのハナ教授も彼女を気に入っているし」 「私も収入が2倍になるし、ありがたいことです。何か不都合なところありましたら、ご教示ください」 「いや、別にないけれど…」 井上と立方は実は中学時代の先輩後輩の関係で、立方は井上に憧れていたけれど井上は知らないまま卒業。十数年経って再会

オバケレインコート｜＃毎週ショートショートnote

「おばけ煙突って聞いたことある？」 「見る場所によって1本とか2本、3本に見える、本当は4本の煙突のことだよね。足立区にあったんだっけ」 「そうそう！じゃあ、オバケレインコートって知ってる？」 「いや、全然知らない。煙突みたいに、見る場所によって着ている人数が変わって見えるの？」 「そんな変なレインコートなんてあるわけないじゃん。お化け過ぎるだろ」 アイツの話はいつも訳がわからん。オバケレインコートの話がしたいなら、前振りにおばけ煙突なんか持ってくるなよ。 「何な

ドーデの思い出｜＃シロクマ文芸部

『風車小屋だより』という、フランスの小説家アルフォンス・ドーデの作品が高校時代の愛読書だった。 高校時代は合唱部に入っていて、毎日いろんな歌を歌っていた。いわゆる合唱曲も歌うが、その当時流行っていた歌とかも、パート別の楽譜があれば歌う。で、そんな楽譜を探すために本屋に良く通っていたのだ。あの頃（半世紀前くらい）は駅のそばには必ず本屋が1〜2件はあったし、レコード店とかもあった。流行歌はレコード店で探し、ちょっと古いポップス系は本屋の音楽コーナーで探す…そんな感じだ。 楽譜

『なんに見える？』という占いサイト？があり、今回見た画像はどうしても麻雀の白にしか見えず、四つの選択肢の中から仕方がないので「消しゴム」を選んだ。私の落ち込んだ時の対処方法は「嫌なことは忘れる」らしい。確かにその通り😅

4/11 今日の18:00から文フリ東京38（5/19）の前売りチケットがファミマで販売される。忘れないようにしないと！（多分今日は買う暇がない）

【SS】深煎り入学式｜＃毎週ショートショートnote

幸飛偉大学の今日は入学式だ。新入生が非常に多いので、式は三回に分けて行われる。 午前の朝一番に行われる『朝入り』その次の『中入り』そして午後に行われる『午後入り』かと思いきや、駄洒落とコーヒーが好きらしい学長の趣味で『深煎り』と呼ばれる三回目の入学式が自分の学部のものだった。 三回も祝辞を述べる学長としては、何か少しずつ趣向を変えての原稿を用意したのだろう。 「ようこそ、幸飛偉大学へ。まずは君たちに心から歓迎の意を伝えたい。君たちが最終学府として本校を選んでくれたこと、

BUNGEI-BU6｜＃シロクマ文芸部

変わる時が来た…のかもしれない。ついに、能戸高校文芸同好会が文芸部に昇格するかも？ 「見学させてください！」 図書準備室でいつものように自称部長と会長が漫才のようなやりとりしながら執筆活動していると、いかにも新品な制服を着た多分一年生がドアを開けて入ってきた。 4月になり入学式・始業式は済んだものの、部活アピールのオリエンテーション前だというのに、早くも見学者の登場だ。 「君は小説とか書くのが好きなの？」 自称部長が尋ねる。 「まだ書いたことはないのですが書いてみ

【ピリカ文庫】新しいクレヨン

　子供会のイベントで、大きな公園に来た。春の日差しを浴びて、公園の花壇はきれいな花盛り。木々も芽吹いて生き生きとしている。たくさんの家族が青空の下で地面にシートを広げ、お茶をしたりとピクニックを楽しんでいる。 　公園の真ん中にある広場に集合し、お弁当やお菓子が入ったリュックを背負ったまま私たちは全員しゃがんだ。引率係のコウちゃんママが、紙を丸めたメガホンを持って大きな声で挨拶をする。 「たんぽぽ子供会のみなさん、今日はここの公園で写生会をします。クレヨンや色鉛筆など忘れず