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6年ぶりの里帰りで受けた逆カルチャーショック


6年ぶりに中国の実家に行って来た。
久しぶりだという言葉が恥ずかしいくらい
長い間帰国してないので
休暇申請をした1ヶ月前からワクワクしてきた。

完全にコロナのせいとは言えない。
最初の予定は日本来た2年後、
就職先が決まったあとに
一時帰国する予定だったけど、
ちょうどその時 感染者が増え、
飛行機が飛べなくなった。

そして2回の転職活動もあったため、
長い休暇を取るのが難しいかったのもある。

実家の延吉(吉林省)まで
東京から直行便がない。
ソウルで乗り継ぎの10時間近くの
フライトでようやく空港に着いた。

朝陽川空港
軍民兼用空港のため、機内では窓開け禁止

久しぶりの再会で親が泣いちゃったら
たらどうしようと心配したことが
無駄なくらい普通のテンションだったので
ちょっとがっかりした;;

愛情表現が薄いのは家の遺伝だからね

さて、本日は6年ぶりの帰国で受けて¥た
逆カルチャーショックについて色々語りたいと思う。

✔️日中入国審査官の温度差

日本人の親切さや丁寧さにすでに
慣れていたた私には
中国入国審査員の態度に
ショックをうける。

公務員だからクビにはならないと思うが
明らかに面倒臭さが顔に出ているのを見ると
ワクワクした気持ちが一瞬なくなる。

いい顔で迎えることは期待してないが
取れ調べされるような扱いは
流石にこわい。

中国入国が初めての日本人は
心の準備をして来た方がいい笑

✔️ キャッシュレスの普及率100%


100%はさすがにうそでしょう
と思う人もいるかもしれない。

wechat アプリが2011年リリースされた後、
わずか10年くらいで登録者数12億。
メッセージアプリが財布を代替するのは
昔想像もしたことがなかった。

最近は意外な場所でもQRコード決済が
当たり前になっている。

屋台フードで現金取引はほぼない(右下QRコードセルフ決済)

たこ焼き


バスでも交通カード以外にAlipayやWechatと
連携すると全国どこでもスマホで乗れる。

マックやカフェ、レストランでも
スマホ注文で接客スタッフ人数も
かなり減っていた。


偽紙幣が多い社会問題解決に
大きい貢献をしていたのは間違いないが
年寄りや外国人にとってはかなり不便だ。


✔️路駐自由な風景

両サイドが全部止まってる車
アパート団地の周辺


写真からでも見えるが路駐がかなりひどい。
中国で住んでる時はなんとも思えない風景が
帰ってきて見るとびっくりする。

その理由の一つは駐車場数が少ない。
もう一つは車の購入資格はだれにでもある。

ラッシュ時間の渋滞は想像以上、
帰りが遅い日は
家の近くに駐車できる場所も
探しにくい。

✔️コーヒーの値段

32元(約600円)


外国人からすると、中国人=お茶好きという
イメージが強いかもしれないが、
最近の若者たちはお茶よりコーヒーだ。

しかしその値段はあまりフレンドリーではない。

給料水準に比べるともはやコーヒーは贅沢品。
実家の平均月収が7~8万円に比べると
飲み物代が食事より高いのはバランス悪すぎ。

それでもほぼ100メートルに一軒くらい
コーヒー屋さんがある。

✔️バス内がうるさい 

最初日本に来た時一番違和感を感じたのが
電車内の静かさだった。

会話している人はだれもいない、
携帯はマナーモードでメッセージの通知音
すら聞こえない。
緊急な電話も小声でですぐ
終わらせるのも不思議だった。

耳が敏感で騒音が苦手な私にはまさに天国!

その環境で6年間慣れていたが
いきなりデシベルが2倍になる環境に入り
苦痛でたまらなかった。

会話はまだ我慢できるが、
あちこちで鳴ってるメッセージのアラームや
荒い荷物の移動音が苦しい、、、

正直どっちが正しいとかは言えない。
ある程度の騒音が許される環境が楽な人も多い。

異なる文化習慣というのは意外と
人を苦しめる。。

✔️公衆トイレの衛生

日本にいると当たり前に思うのが
トイレの清潔さ。

トイレットペーパーが置いてあること、
臭い匂いがしないこと、
設備が壊れない完璧なトイレ施設の管理は
全世界で一位といっても過言ではない。

国に住んでいる時も帰国している時も
一番残念だと思うのがトイレの衛生問題。

道路建設や建物はどんどん都市化しているのに
トイレの衛生だけは改善されない。

つまり、人が見えないところには
力を入れようとしない。


PS:中国のトイレにはトイレットペーパーが常備されていないため
外出する時はポケットティッシュが必須アイテム

ローズの香りがするティッシュうが10枚入れてある。2元(約40円)(╹◡╹)

✔️夜の公園の風景

中国は住宅街の周辺に
運動できる広い公園が多い。

毎日夜になると、家族同士たちは
公園周りを散歩したり、
バドミントンや羽根蹴りをしたり、
太極拳をする老人たちも多い。

久しぶりに夜の活気を感じる。

新しくできたアリラン広場 面積は15万M2

日本の住宅街は夜10時過ぎに出ると、
静寂で会話の声すら聞こえない。

広場のようなど場所が少ないのも
その理由の一つだろうと思う。

また、日本人の性格上、
中国人のように大勢の人が集まって
知らない人たちともワイワイししたいと思う
人たちも少ないだろう


なんか愚痴ばかりだけど
実は日々綺麗で住みやすくなる
実家をもっと紹介したい。

一週間の帰国旅はあっという間で
ゆっくり遊べる暇はなかった。

SNSでバズった場所
写真撮っている人は全部観光客です。


次回はもっと面白いとこを
皆さんに紹介したいと思う。

今日も暑い😵💦熱中症に気をつけましょう。

ではまた。

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