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22歳 「就職率のために就職するのかね?」

「入りやすくて、卒業しにくいモード学園」とはいえ、
先生方は、今年の卒業生をみんなとっかに就職させるというミッションがあるのよね。

「就職率100%」を賣りにするのは、
「この學校に入ると、ちゃんと就職できるので、入ってください。」ってことでしょ?
だから、サラリーマンを目指してる人にとっては、すごいありがたいことかも知れないけど、
わてら、
有名なデザイナーに憧れてモードに入ってまんねん!

でも、實際の選択肢は
♪有名デザイナーの元で給料ほぼない下働きから始めるめっちゃ狭き門か、
♪ONWARDとか、ワールドとかアパレル大企業に就職(成績優秀が前提)か、
♪あんまりデザイン重視でない中小企業アパレルに就職
て感じで、、

大企業から受けるも、中々、、中々、
最終面接まで行っても、
「ご希望のブランドではなく、東京勤務で、ミセスブランドでどうですか?」とかね、

クリエイティブな發想を鍛えて來て、人と違うことがかっこいいって思ってて、
ここに來て
全然それを使えそうにない就職先しかない現實にハンマーで殴られる!!!

何社も落ちて、もうデザイナーじゃなくてもいいかもってなった2月、
進路の先生に、
「ビブレ行ってみ~ひんか?」と。
ビブレと言えば、
あの、お洒落ファッションビルやんね。
そして、割と輕い氣持ちで面接に行ったビブレの、
「若い人に活躍の場を提供する」という社風に、生意氣モリモリのワタシがハマったのか、すんなり合格してしまい、
あっさりデザイナーの夢諦め、
バイヤーになったのでした。

バイヤーとは、、
展示會やアパレルで、商品を買い付けるお仕事です。
ビブレの場合は、部門を細かく分けて部門長が仕入からお店の運営から販促から利益管理まで全部するまるで、自分のお店を持たせてもらったような内容の仕事をさせてもらいました。

同じ年に卒業した人で、就職しなかった子が、二人ぐらいは居たと思うけど、今の時代なら、卒業即起業とかもアリやろうなぁと、
その時の流れに流された自分を、
まだまだやったなと思う30年後です。


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