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楽しい不動産英単語 第17回 ズィローを読み解く(3)内見予約 ー Enjoy English Expressions for Properties Vol.17 - Understand the Zillow(3)Take a Tour

<文章からバーチャルな不動産を想像して楽しもう!>
<Fun Reading for Imagining the Virtual Property!>


数回に分けて、アメリカの大手不動産情報サイト、
ズィロー Zillow
を読み解いています。
Zillow はその物件掲載数が億を超える、膨大な不動産取引のデータベースです。不動産取引に必要な情報を細かく網羅し、また、サイトからオンラインまたは実地の内見 property tour も予約でき、不動産エージェントに直結しています。
参照:

前回はこちらです:楽しい不動産英単語 第16回 Zillow を読み解く(2)

 これまで、Zillow の写真1ーHP 表紙写真2ー地図上の物件ページ写真3ー物件詳細ページ、写真4ー写真情報ページ、前回は 写真5と6ー物件の説明ページ を見てきました。

今回は、

物件の内見及びその方法と予約、さらに物件の特徴


を読んでいきましょう。

では、行ってみましょう!


写真7:予約のページです

写真7ー エージェントへの内見予約ページ 

Take a Tour With a Buyer's Agent となっていて、
この物件を買おうかと思ってみている私たちがコンタクトするのは、
買い手側エージェント Buyer’s Agent です。
アメリカでは通常、売る時にだけ手数料を払いますので、
買う時にはエージェントフィーつまり代理店手数料がかかりません。
と言っても、買い手側エージェントは無給ということではなく、
その分も売る時にかかってくると思ってください。

次に、どのような内見方法にするか、
In-person 対面か、 Video chat ビデオチャット(リモート)
を選びます。

次に、日にちのウィンドウから
希望日を選び、
次の枠で、時間帯を入れて、
ブルーのバーを押せば、完了です。

この手順を踏まずとも、右側には常に、
<Request a tour >内見希望 と、
<Contact an agent >エージェントに繋ぐ 
というブルーのバーが出てますから、
こちらから要求を出せば、すぐに返信が返ってきます。
Zillow は不動産をスムーズに売買するためのサイトですから、
反応は早いです。
内見希望の枠内に、
as early as today at 11:00 am 本日午前11時が最速 
と入っているので、
速攻で見たい人にも、予定が立てやすいですね。

最近はビデオでなんでも見ることができて、
大変便利な世の中になりました。
とはいえ、
不動産を実際に買うときは、
必ず現地で実物を見ることをお勧めします。
転売目的や市況の値上がりに確信があって、
安いうちに抑えておく、という方は別でしょうが、
よっぽどその土地とマーケットについて知っているのでない限り、
内見及び近隣チェックは大事です。
もっとも、アメリカのマーケットでは特に、
海外の大金持ちたちが、
ビデオで内見してポンと買うみたいです。
でも、そういう人たちは、
弁護士がついてたり法人化したりして法律武装しています。
庶民は足で稼ぎ、勉強もしないと、ですよね。


写真8:ざっと物件の特徴に目を通しましょう

写真8ー事実と特徴 ページ Facts & features

このページの内容は、楽しい不動産英単語の 第1回と第2回ーペリカンアイランドの物件を見た時に、詳しく載せていますので、ご参照ください。

今回の物件の場合、
1ベッドルーム2バスルームですが、そのうちの一つが、½ bathrooms つまり、トイレと洗面台のみのバスルームで、シャワーやお風呂機能がありません。

また、ビルにはエレベーターがついています。古いビルだと無いこともあるので、要チェックです。

Other property information  その他の物件情報
のところに、
Parcel number  不動産区画番号 とあります。
これはそれぞれの不動産につけられた公式番号であり、
納税の時にも使われる大事な番号です。
逆に、この後のページで出てくる、納税額の項が空いていても、
エージェントはこの番号から
不動産税額を調べてくれます。

parcel number だと、小包番号という
郵便で使われる番号のこともあります。
property parcel number といえば、
確実に不動産区画番号となります。


写真9:エージェントとコンタクトするのは簡単

写真9ー エージェントとのコンタクト

Contact a buyer’s agent

写真7の内見予約とかぶりますが、
内見の予約はしないけれども、物件について聞いておきたい、
などの時に使います。
もっとも、ここに入れると、
その後、この物件及び類似物件に興味のあるクライアントとして登録されてしまうので、
足跡を残したくない場合は、パスですね。

Connect with a local buyer’s agent who advertises with Zillow.
ズィローに掲載している地元の買い手側エージェントにコンタクトしましょう

という文章の後、
名前、電話番号、メールアドレス、
を入れて送ります。
電話かメルアドのどっちかでも大丈夫です。
海外からのコンタクトもたくさんきていると思います。
すでに、 Message  メッセージの欄に、
I am interested in 111 4th Ave APT 5B, New York, NY 10003
〒10003、ニューヨーク州ニューヨーク市、フォースアベニュー111番の5B室に興味があります。
と、表示してくれているので、便利です。

実際は、
これより下にスクロールしたページの情報を見てから、
エージェントにコンタクトするかどうか決めると思います。

次回は、資金繰り情報やマーケット情報、そして近隣情報がどのように載せられ、何がアメリカで買う時の決め手となっているのかを見ていきたいと思います。

<余談>

毎回月曜日と木曜日に掲載しているのですが、なぜか昨日11月9日木曜日は、全くnoteに接続できませんでした。その前日の8日がメインテナンスの日だったと思ったので、初めて木曜日に投稿できず、ちょっと残念でした。

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