見出し画像

全国1位の「鳥貴族」は、特に近畿で人気!若い年代ほど割合が高くなる傾向

値段も手ごろで、気軽に利用しやすいチェーン店の居酒屋。今回は20~60代の男女を対象に、一番好きなチェーン店の居酒屋について調査。そのチェーン店の居酒屋を好きな理由についても聞いてみました。


1.一番好きなチェーン店の居酒屋、エリア別では大きな差がみられる

ふだん、チェーン店の居酒屋に行くかどうか、行く人には代表的なチェーン店の居酒屋の中で一番好きなお店を聞きました。

まず「チェーン店の居酒屋には行かない」という人の割合は42.0%となりました。年代が上がるほど高くなり、60代では5割超。特に、60代女性で最も高く6割超でした。

一番好きなチェーン店の居酒屋、全国TOPは「鳥貴族」で12.1%、2位「串カツ田中」、3位「魚民」が3%台で続きます。
「鳥貴族」は年代が若いほど割合が高く、特に20代では25%と高くなっていました。

エリア別では違いがみられ、北海道では「つぼ八」が2割超でTOPに。2位と圧倒的な差をつけてダントツです。
関東、中部、近畿では「鳥貴族」がTOPとなっており、特に近畿は2割超の高い割合です。店舗数の影響も大きそうです。また、近畿では、2位が「やきとりの名門 秋吉」、3位が「やきとり大吉」と続き、焼き鳥系の居酒屋が上位に入っています。
また、中部、中国では、手羽先で有名な「世界の山ちゃん」がランクイン。愛知を中心に展開しているチェーン店です。中部では、「やきとりの名門 秋吉」も2位の「世界の山ちゃん」と僅差で3位にランクインしています。

2.一番好きなチェーン店の居酒屋TOP3の好きな理由を紹介!

一番好きと回答したチェーン店の居酒屋について、好きな理由を聞きました。

全国TOPの「鳥貴族」を好きな理由をみると、「値段が安いから」と「コストパフォーマンスがいいから」がそれぞれ4~5割台でTOP2となり、上位のチェーン店の居酒屋と比べて高い割合です。全品360円(税込み)の均一価格で提供しており、「鳥貴族」を一番好きと回答した割合が高かった20代では、特に価格に魅力を感じている人が多いのかもしれません。
3位以降は、「料理がおいしいから」「料理のメニューが充実しているから」「料理や飲み物が早く出てくるから」が続きます。焼き鳥以外のメニューも充実しており、早く出てくるスピードメニューもある点も魅力になっているかもしれません。

全国2位の「串カツ田中」を好きな理由として、「料理がおいしいから」が2割台後半で1位に。2位「値段が安いから」、3位「コストパフォーマンスがいいから」も1位と僅差で続きます。4位の「ファミリーで利用しやすいから」は、上位のチェーン店の居酒屋と比べて高い割合となっていました。「串カツ田中」では、親子で作れるサイドメニューや、こども本気じゃんけんといった、家族向けのサービスも充実しています。

全国3位の「魚民」を好きな理由1位は、「値段が安いから」。2位は「個室や座敷があるから」、3位は「大人数やグループで利用しやすいから」がランクインし、上位のチェーン店の居酒屋と比べて高い割合でした。値段の安さはもちろん、くつろげるところや、大人数での利用しやすさなどが人気の理由となっているようです。

そのほかにも、北海道で1位の「つぼ八」は「大人数やグループで利用しやすいから」「ファミリーで利用しやすいから」が、ほかのチェーン店と比べて高い割合でした。四国で3位に入った「磯丸水産」は、「24時間営業しているから」が特に高い割合となっていました。また、中部、中国でランクインした「世界の山ちゃん」は、「料理がおいしいから」の割合がほかのチェーン店に比べて高い割合でした。


各エリアで人気のチェーン店の居酒屋は異なりますが、共通しているのは手頃な価格でおいしい料理や飲み物を楽しめるところ。メニューの豊富さや充実したサービスなども人気の理由となっていることがわかりました。若者からビジネスマン、ファミリーまで幅広い層が利用しやすいところも支持される理由のようです。

LINEリサーチでは、トレンドや業界別の動向に加えて、若年層を対象にした調査を多く実施しております。ご自身の担当サービスや商品の調査だったらどうでしょうか?エリアや年代に絞った調査などカスタマイズが可能です。消費者にこんなこと聞きたい、こんな質問できないの?まずは気軽にご相談ください。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の20歳~64歳の男女
実施時期:2023年12月1日~2023年12月4日
有効回収数:4733サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】
『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは600万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。「フォロー」と「スキ」をいただけると今後の励みになります。「スキ」は記事下の「♡」を押してください。「フォロー」の場合にはログインが必要になります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?