初めましての方も、そうでない方も、こんにちは。
Linfaと申します。

先日(2023/09/24)に私自身3度目のロードバイクレース、⛰️赤城山ヒルクライムに出てまいりましたので、その時のことを振り返ってみようと思います。

スタート前にハプニングがありつつも仲間に助けてもらい、最後の方で下山中の仲間の応援に力をもらい、終わった後に仲間に暖かく迎えられる…。
本当にありがたいことの連続の1日でした。

※過去の2回のロードバイクレースについてはこちら
🗻はじめての富士ヒル
https://note.com/linfa0320/n/na948448356db
⛰️はじめての志賀高原ヒルクライム🚵
https://note.com/linfa0320/n/nc2cf70a15415

◆まずは、結果から

記録は⏱1:21:38。
なんとなんと、まさかの年代別1位 Σ(๑°Дﾟ๑)ｳｷｬｰｰｰ!!
下山を待っている間、LINEで女神様(＊詳細は後述)から「優勝じゃない？」と連絡があったので、リザルトを見る。
1位と表示されていたが、この時点では「速報だし、この後もっと速い人がゴールするよね」とまったく本気にせず。
が、下山したら確定していて、「え、あ、マジ…？Σ(,,ºΔº,,*)どゆこと・・・??」となり、ここから丸1日、頭ぽわぽわの現実感があまりない状態に突入した。

◆レース準備について

8月に試走に行こうとしたが、行けずじまいで当日を迎えてしまい、志賀高原ヒルクライムに続き、試走なしのぶっつけ本番。

で、指標にしたのは、私淑しているお姉様が試走した時のログ。
(ちなみにお姉様は、昨年の年代別入賞者。猛者だらけの年代なのに)
お姉様と同じは無理なのだが、目安として14km/hを下回らないように…！という意識をもつ。
あとは、戸丸君がUPしてたコツの動画を見て、
ずーっと一定の勾配が続くなら淡々と登っていけばいいかな、で最後は踏め！スプリント！だな、とざっくりとした方針をたてる。

◆レース前

オツカレー部のみんなで集まろう！と話していたので、荷物を預けてからみんなのところに集合しようとしていた。
が、荷物の預け場所がわからん、とウロウロしていたら、ここで事件発生。
荷物の預け入れが終了していた…((유∀유|||))
Deuterのリュックだし、担いで登るかな…と諦めていたら、ここで女神降臨！
オツカレー部のもっちーさんが預かってくださることに…!!
この日が初対面なのに、なんてなんて親切なのでしょう🥹
もっちーさん、本当にありがとうございました🙇‍♀
この日の記録は、女神様もっちーさんの親切なしにはあり得ません！

オツカレー部のみんなで写真を撮りつつ、わちゃわちゃとおしゃべりして、リラックス。
はじめましての方ばかりだったのに、すごく和むし、楽しいし、ホントに素敵な人達ばかり🥰
そうこうしているうちに、速い人から順にスタート時間が近づき、スタートゲートへ向かうように。
私は第10グループと遅めのスタートだったので、先にスタートする仲間をお見送りに行くことにした。
あのスタートを見守るの、とてもドキドキしたけど、テンション上がる感じがよかったなぁ。

◆レース中のこと

前述の通り、14km/h以上で走る、だけを意識。
パレードランの時、沿道の方の応援に手を振り返したりしつつ進んでいたら、ワクワクして、更にテンションが上ってきてた。
計測開始地点を迎えて、「ここから登りだー！」と気持ちを入れてペダルを踏む。

序盤の見通しのいい直線の登りは、数人のグループを捉えて抜く、また捉えて抜くを繰り返す。
ロスなく一気に抜くために、相手のペースや動きを見て、自身の速度を上げ下げして、スパッと抜く。
思い通りにスパッと行けると超気持ちいい～！と、またまたテンションが上がる。
序盤は抑えることを一瞬考えたが、調子良さそうだし、後半体力がなくなっても、なんとか登りきれるでしょ、と楽観的に18～21km/hくらいで登っていく。
後半は絶対ペース落ちると思ったので、今のうちに稼いでおこう作戦！でもあった。
ちなみにこの辺りはずっとアウター、ギア比は2.8～2.5、日頃一番使っているギアで登っていたと思う。

旧料金所を過ぎて、木々に囲まれた山らしい道になってくると、案の定ペースダウンがはじまる。
でも14km/h死守…！で登っていく。
このあたりからは勾配8%を超えてくるときがあるので、インナーとアウターを切り替えながら。
この中盤では、すごく集中してて、あまり記憶がない。
抜く人も少なくなってきて、まさに淡々と前だけ見て登ってたと思う。

つづら折りのカーブがはじまると、だんだん腰に痛みが出てくるけども、気にしないようにして、加速できそうなところでアウターでペースアップ、斜度がきつめのところはインナーで辛抱、を繰り返す。
この辺では12～10km/hくらいをなんとか維持。
やっぱりペース落ちたな、前半稼いどいてよかったな、とか考えながら登る。
その前までの集中力も切れて、しんどい時だった。

残り2kmくらいのところで、下山中のしょへまるさんが声をかけてくれた。
あとちょっとだ、腰痛いけど踏むぞ、と気合が入る❤️‍🔥
たった一言だけど、すごく元気をもらいました。
しょへまるさん、ありがとうございました🙇‍♀

ゴール前ラスト、動画で見た通り、スプリント！ということで、アウターに戻して、ギア重くして、踏む。
踏め！踏め!!回せ!!と沿道から声がかかる。
夢中で踏んで、踏んで、ゴール🏁
ゴール後はあまり余裕がなく、エイドポイントもあったみたいだったけど、見向きもせずに給水へ。
水がとってもとっても美味しかった。
で、腰が痛いぃぃ、、と痛みを思い出す。
前回の志賀高原ヒルクライムと違い、出し切れた感じがあって、痛いけど充実感に満ちていた。

◆下山と下山後

下山は、志賀高原ヒルクライムでご一緒したYさん、そしてお姉様のチームメイトの方たちとお話しながら。
下山、めっちゃ長いなぁ、、と思いながら下っていく。

スタート会場に戻って、もっちーさんと合流し、表彰式へ。
表彰式を待つテントの中、他の入賞者のみなさん、なんというか常連っぽい貫禄があって、「私って、ここにいていいの？？」と超ソワソワしてた。
でも、もっちーさん、もっちーさんの旦那様、ダフネさん、あれさんの姿が見えて、すごくすごくホッとした。
これで知り合い誰もいなかったら、心細くてヤバかったな…と、今でも思う。
みなさん、お疲れだったはずなのに、最後まで見守ってくれて、本当にありがとうございました🙇‍♀

◆Stravaの結果を見て自己分析

序盤〜中盤は思ったとおりに、気持ち良く走れたと思う。
後半のことが頭をよぎったけど、最後はなんとかなる、絞り出す！と決めて、力を集中できたのもよかった。

私の場合「出し切る」があまり上手ではない。
どこかで余力を残そうとしてしまいがちなので、前半は後のことを気にせず走ることにした。
強制的に出し切るように仕向ける作戦。
狙い通り「出し切る」にかなり近づけたのでは？と思う。

富士ヒルのときに、「160W出せるようになりたい！」と思って、そこからは日々パワーを意識して走るようにしていた。
だから、ほんのちょっと足りないけど、ちゃんと成果が出たのは、めっちゃ嬉しい。

心拍は、富士ヒルが178、志賀高原が174、だったのに比べると180なのでやや高め。
今回も心肺がツライとは思わなかったので、まだ上げても大丈夫かも?!

下山してサイコン止めた時、Garminさんの勝手計測でFTPが更新できたのが、かなり嬉しかった。
赤城山みたいな、一定の勾配が続くようなところだと、いい具合に数値が出そうな気がする。
「出し切る」が下手なので、こういうときでもないとFTP更新できない…ｗ

◆今後に向けて課題

結果を踏まえて、これからのこと。
1つ目、スタート前の補給。
後半、パワーもスピードも落ちてきた辺り、たぶん燃料切れがはじまっていたのかも、と思う。
1時間半以内には走り終える想定で、途中の補給はなし、と決めていたので、前の晩からしっかり食べて、朝も食べて、会場へ向かう道中もちょこちょこ補給して、とやっていたけど、もしかして足りなかった…？？
一応、パラチノースとか、デキストリンとか、それ系のも飲んだりしたけども、もっと事前に食べておかないとダメかなぁ🤔

2つ目、腰に負担をかけないように、腹筋、腸腰筋の強化。
ヒルクライムで腰が痛くなる原因を見ていくと、背筋に頼っていて腹筋や腸腰筋が使えてないことが思い当たる。
ついつい使いやすい背筋に頼っているので、日頃走るときから気をつけねば…
この辺りは、改めてフィティングを受けてみようと思う。
賞金をいただけるので、それでフィッティングを受けるつもり。

3つ目、ケイデンスUP。
パワー欲しさに重いギアばかり使っていて、ケイデンスが下がりがち。
今のギアに慣れつつあるので、ここからはケイデンスをもっと上げられるようにしたい。
これは”荒川峠”で鍛えられるやつ。
これから冬に向けて風が強くるし、どんどん実践かな。

◆赤城山ヒルクライムに参加して

まずは、オツカレー部のみなさんに会えて、本当によかった！
普段SNS上でわちゃわちゃしている人たちと実際に会える、これがイベントの本当に素敵なところ。
みんなそれぞれ目標を持ち、それに向かって努力しているのが、励みになる。
いい刺激が好循環する、こんな関係って、そうそう無いと思う。

それから、初参加にして年代別で優勝するという、まさかの展開すぎて、なかなか実感わかなかった中、たくさんのお祝いのコメントをいただいたこと、めちゃめちゃ嬉しかった。
本当にありがとうございました🙇‍♀
ひとつひとつコメントを読むたびに、少しずつ実感が伴ってきて、ジワジワと喜びが出てきました。

あ！オツカレー部 部長のオガクズさんが大会前日、「年代別表彰台に乗ってね」と私に無茶振りしてきたことにもここで触れておきたい。
あれって、どこまで本気だったんだろー？(笑)
無茶振りした御本人も、まさかホントに私が表彰台の一番上にに乗るなんて、思ってなかったんじゃないかな？

最後に、素晴らしい大会、素晴らしい仲間に恵まれて、無事に完走できたことに、心から感謝を。
また来年、この🚵赤城山ヒルクライムに戻ってきます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙇‍♀