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「言語技術」とChatGPT


「言語技術」とChatGPT

最近興味深い本を読みました。

「言語技術」が日本のサッカーを変えるの通販/田嶋 幸三 光文社新書 - 紙の本:honto本の通販ストア 
https://honto.jp/netstore/pd-book_02940225.html

その後、
「言語技術」に関連して、田嶋さんが教えを請うた方の本も現在読書中です。

論理的に考える力を引き出す 親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニングの通販/三森 ゆりか - 紙の本:honto本の通販ストア 
https://honto.jp/netstore/pd-book_02121827.html

ここには非常に興味深いことが書かれていました。

西洋と日本を比べると、その文化の違いから、言語化する能力の
大きな差があるとう指摘がありました。

日本では、”以心伝心” に代表されてる、言葉に表さなくても
お互いに 察し合う 文化がいまでも根強くあります。

これは、良い悪い、優れている劣っているという話ではありません。

違うのです!

しんちゃんは、社会人になってから20年くらい
結構一生懸命、英会話を学びました。

もともと学生時代はとっても英語が苦手だったのです。
しかし、社会人になって最初に出会った英会話の先生が自分にとって
相性がよかったらしく、
会社に派遣されてくる英会話学校から始まり、大手の外部の英会話学校へも通いました。

結果からいうと、語学は自分には合っていないらしいことが分かりました。

それでも英語をある程度真剣に学んでみて分かったことがあります。

それは、英語は単なるツールだということです。

仮に、英語の試験で高得点を取れたとしても、ちゃんと内容のある話を
誤解なく正確に他者へ伝える事ができるとは限らないのです。

例えば、日本に生まれて
ずっと周りが日本語を使う環境にいれば、ある程度の日本語は自然に使える様になります。

しかし、日常会話の日本語が使えるということと
ちゃんと自分の考えを第三者へ伝える言語能力があるということは違います。

日本の日本語教育は、この相手に自分の考えを正確に伝えるという事に関しては
殆ど重点が置かれていなというのが、

先の本の著者:三森 ゆりか さんの主張です。

最初は何を言われているのかピント来ませんでしたが、本を読み進めて
著者のヨーロッパ滞在中のエピソードを読むと、やはり全く違うのだと納得がいきました。

日本だけで、日本人を相手にしてコミュニケーションするだけなら問題ないかもしれません。

しかし、インターネットが普及してこれだけ世界がグローバルに瞬時に繋がる環境になると
意思疎通の上手くいかなくてトラブルが起きる可能性が増えてきます。

例えば、冒頭の田嶋さんのサッカーの例では、
全世界でサッカーという同じルールで戦っているにもかかわらず
同じチームメンバー同士、コーチ、監督との意思疎通が上手くいかなければ

結局、一番大事な試合に勝つということが困難になってきます。

しかし、これからはサッカーだけの世界に限らず、ますます世界が狭くなって
多種多様な人々と交流してコミュニケーションする機会が増えるし、必要性が増してきます。

最近はAIによる自動翻訳の精度も日に日に向上してきています。
従って、ただ単純に英語が使えるというだけでは希少価値がどんどん下がってきています。

その時大事なのは、まず母国語で自分の伝えたいことを、
相手に伝わるように話せる言語能力です。

それが、田嶋さんがいう「言語技術」です!

それが出来たうえで、初めて英語を使える能力が真に生かされるのだと思います。

しんちゃんは、クライアントさんのミッション、ビジョン、特性を
セッションを通じて明らかにしていく、
「じぶんデザインセッション」のサービスを提供しています。

ですから、コミュニケーションスキルについてとても関心があります。

最近、生成系AIのChatGPTの話題でもちきりです。

PCの画面のプロンプトへ設問を入力すると、なんらかの応答を
ChatGPTが返ってきます。

応答はいつも同じではありませんが、設問のしかたにより
その応答が変わってくることを実際に使ってみると経験します。

しばらく前に、AIに東大を受験させて合格させるプロジェクトが話題になりました。

このプロジェクトを手動した新井さんの書籍を読んだ事があります。

AI vs.教科書が読めない子どもたちの通販/新井 紀子 - 紙の本:honto本の通販ストア https://honto.jp/netstore/pd-book_28822843.html

この本でも、問題の設問自体の文章を正確に理解することが一番大事だと書かれていました。AIにとってもそれは同じです。

問題の解き方自体が分からないよりも、そもそもその問題の問の文章自体の意味が正しく理解できていないのが一番の問題です。
でも、実は日本の教育で大きく欠落している部分らしいのです。

ですから、やはり

「言語技術」は、ChatGPTの様なAIを活用するのにも、

日常の仕事、コミュニケーションにも、

最も重要なスキルなのです!

では、では。



★定年前後の悩めるサラリーマンの悩みに
いっしょになって、じたばたする
変なオジサンの しんちゃん です。

毎日、stand.fmというラジオで発信しています。
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違うのです!

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しかし、社会人になって最初に出会った英会話の先生が自分にとって
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結果からいうと、語学は自分には合っていないらしいことが分かりました。

それでも英語をある程度真剣に学んでみて分かったことがあります。

それは、英語は単なるツールだということです。

仮に、英語の試験で高得点を取れたとしても、ちゃんと内容のある話を
誤解なく正確に他者へ伝える事ができるとは限らないのです。

例えば、日本に生まれて
ずっと周りが日本語を使う環境にいれば、ある程度の日本語は自然に使える様になります。

しかし、日常会話の日本語が使えるということと
ちゃんと自分の考えを第三者へ伝える言語能力があるということは違います。

日本の日本語教育は、この相手に自分の考えを正確に伝えるという事に関しては
殆ど重点が置かれていなというのが、

先の本の著者:三森 ゆりか さんの主張です。

最初は何を言われているのかピント来ませんでしたが、本を読み進めて
著者のヨーロッパ滞在中のエピソードを読むと、やはり全く違うのだと納得がいきました。

日本だけで、日本人を相手にしてコミュニケーションするだけなら問題ないかもしれません。

しかし、インターネットが普及してこれだけ世界がグローバルに瞬時に繋がる環境になると
意思疎通の上手くいかなくてトラブルが起きる可能性が増えてきます。

例えば、冒頭の田嶋さんのサッカーの例では、
全世界でサッカーという同じルールで戦っているにもかかわらず
同じチームメンバー同士、コーチ、監督との意思疎通が上手くいかなければ

結局、一番大事な試合に勝つということが困難になってきます。

しかし、これからはサッカーだけの世界に限らず、ますます世界が狭くなって
多種多様な人々と交流してコミュニケーションする機会が増えるし、必要性が増してきます。

最近はAIによる自動翻訳の精度も日に日に向上してきています。
従って、ただ単純に英語が使えるというだけでは希少価値がどんどん下がってきています。

その時大事なのは、まず母国語で自分の伝えたいことを、
相手に伝わるように話せる言語能力です。

それが、田嶋さんがいう「言語技術」です!

それが出来たうえで、初めて英語を使える能力が真に生かされるのだと思います。

しんちゃんは、クライアントさんのミッション、ビジョン、特性を
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ですから、コミュニケーションスキルについてとても関心があります。

最近、生成系AIのChatGPTの話題でもちきりです。

PCの画面のプロンプトへ設問を入力すると、なんらかの応答を
ChatGPTが返ってきます。

応答はいつも同じではありませんが、設問のしかたにより
その応答が変わってくることを実際に使ってみると経験します。

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この本でも、問題の設問自体の文章を正確に理解することが一番大事だと書かれていました。AIにとってもそれは同じです。

問題の解き方自体が分からないよりも、そもそもその問題の問の文章自体の意味が正しく理解できていないのが一番の問題です。
でも、実は日本の教育で大きく欠落している部分らしいのです。

ですから、やはり

「言語技術」は、ChatGPTの様なAIを活用するのにも、

日常の仕事、コミュニケーションにも、

最も重要なスキルなのです!

では、では。


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