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ちょっと気になるこれから海外で出る本4.16.2019

「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」が日本でも字幕付きで世界同時公開でサクッと観られるのは個人的にはありがたいことなんだけど、でもそれって、日本の国内市場限定の低予算のつまんない映画なんてこれからますますダメになっていくだろうってことだよね。

「クールジャパン」などと偉そうにコンテンツ輸出国気取りなのに、なかなか翻訳や字幕が追いつかなくて、日本語が読めない海外のマンガやアニメのファンは、待たせられるもんだから思わず海賊版に手を出す構造ってのも変わらないだろうな、ってことで、今や「世界同時発信!グローバルヒット!」ってのにおいていかれるコンテンツ後進国ジャパンが泣きながら読むべき本が多分これw

BINGE TIMES: Inside the High-Stakes Scramble (By Disney, Apple, Amazon and Everyone Else)To Catch Netflix はフォーブス誌などに寄稿しているライター2人による著書。アメリカでは今、民放TV局の娯楽番組がどんどんダメになってきていて、その代わりにストリーミングでコンテンツを流すネットサービスがどんどん面白い原作に多額の制作費をかけて映画やドラマを作っている。

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