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句と節


句と節

こんにちは!漣 連です。今回は、「句と節」をテーマに記事を書いていこうと思います。みなさんは句と節の区別(識別)はできますか?今回の記事を読めば必ず、識別できるようになります。では、どうぞ!

大事な前提知識

 句と節の区別には重要な前提知識があります。それは、「文」と「英文」の区別です。今回はこの知識を押さえましょう。

「文」とは?

「主語+述語動詞+その他」の構造を取っている語群を「文」と呼びます。

「英文」とは?

「大文字から始まり、ピリオド・感嘆符・疑問符のいづれかで終わる。」の構造を取っている語群を「英文」と呼びます。

句と節の区別の仕方

句と節の区別は、先ほど押さえた「文」の知識を使って区別します。

句とは?

「文」でない語群を「句」と呼びます。

例)Playing soccer(サッカーをすること)
例)to play soccer(サッカーをすること)
例)on the table(テーブルの上に/で)

節とは?

「従属接続詞+文」の構造である語群を「節」と呼びます。

例)when I was in America,(私がアメリカにいた時、)
例)if you want to go to America,(もしあなたがアメリカに行きたいなら)

*従属接続詞とは、if/when/afterなどの接続詞のこと。

句と節の種類

 句と節には、形容詞句/節・副詞句/節・名詞句/節の3種類あります。

形容詞句/節

例)a book on the table(机の上の本)
→前置詞句のon the tableは名詞のbookを説明しています。名詞を説明できるのは形容詞なので、on the tableは形容詞句です。

例)a book which I bought yesterday(私が昨日買った本)
→関係代名詞節のwhich I bought yesterdayは名詞のbookを説明しています。名詞を説明できるのは形容詞なので、which I bought yesterdayは形容詞節です。

副詞句/節

例)I run around the ground.(私はグラウンドの周りを走る。)
→前置詞句のaround the groundは動詞のrunを説明しています。動詞を説明できるのは副詞なので、around the groundは副詞句です。

例)When I read a book, I drink some coffee.(私は読書する時、コーヒーを飲む)
→when I read a bookは動詞のdrinkを説明しています。動詞を説明できるのは副詞なので、when I read a bookは副詞節です。

名詞句/節

例)Reading books is important.(読書は重要。)
→reading booksはこの英文の主語です。主語になれるのは名詞なので、rading booksは名詞句です。

例)That you read books is important.(読書は重要。)
→that you read booksはこの英文の主語です。主語になれるのは名詞なので、that you read booksは名詞節です。

最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございます。今回は句と節の解説記事でした。いかがでしたか?お役に立てれば嬉しいです。では、次の記事でお会いしましょう。




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