君想う、車中に薫る、残り香よ。

背馬俳句 3/11〜3/13

🔹3/11

1. 無力さを痛感いたし食う海雲

2. われ眺む春のしぐれの行く末を

3. 春の虹少年ジャンプを未だ読み

4. 春の虹今宵は中華そばと決め

🔹3/12

1. ものの芽の芽吹きて雨のあたたかし

2. 春しぐれ駅舎の軒の二三人

3. 春風に上着を脱いでうえまちへ

🔹3/13

1. 凍解けや許されたいと願うのみ

2. 凍解けて飛行機雲の隙間から

3. 凍解けて一

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あの時の句

ふと、とても昔の言葉を思い出した
まだ 私が中学生の頃。

丁度 受験の直前に 私は 姉を病気で失った
初めて経験する 肉親の死。

抱えきれない 痛みと
抑えきれない悲しみに 心は 荒れた

その当時の学校の先生は
普通に 従わないと暴力をふるう

不良でもない 優等生でもない 私でも
殴られて 3メートルくらい 飛んでたりした 笑

よく テレビで観る
恩師なんて 存在は 1人もいなかった

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四季折々の俳句 45

「わがすべて」

果てのなき空とむきあふ小春かな

薔薇いちりん光となつてみせよ冬

一人立つラグビー場のひろさかな

見ごたへのあるおほぞらよ冬の虹

水鳥のはしつては翔つきらきらと

着ぶくれて幸せさうに見えるなり

わがすべてさらしてしまふ嚔かな

一人ゆく路地といふ闇湯ざめかな

死ぬるまで死とたたかうか冬蟷螂

生家というはるかな空き家冬の虹

セーターをあらっているか泡の中