駄文に始まり、駄文で終わる

 何かを書いてみようとこの場を自ら設けたのですが、さてここに相応しい文章とは何か?という問いに、正しい解答をとうてい導き出せそうにありません。

 誰が読むのか、誰も読まないと思うのですが、だからこそ何を書けばいいのか、誰も読まないのだから、何も書かなくていいんじゃないのか、無意味な意思の往復をしています。

 詩を思い切って書いてみようかとか、でも詩を書くのって長編小説を書くのと同等のエネルギーが必要な気がするし、と思えば、土曜日の昼下がりになんの目的もなく公園で散歩をするくらいの気軽さで出来るものなのかもしれないという淡い期待もあり…。

 エッセイならどうか?何もテーマを決めず、徒然なるままに、心に映りゆくよしなし事を…うーん、そんなセンス命なことを気軽にやると、それこそ命取り…。

 よし!ここは映画についての批評や論文を!と、腕まくりしても、第1回にて連載終了となることは自明です。

 となると結論は出ません。その日その瞬間に思いついたことを、気分が向いたら書き連ねることになるのでしょう。多分…恐らく…。

 そうやって何も書かない、書くまでに長い長い時間と、一大決心がいるという、自分の特性がこの駄文で改めて理解できたのでした。

 というわけで、次回以降に乞うご期待!
(本当に何のプランもありません…) 
 悪しからず。

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(誰にも読まれない(少しは誰かに読まれる可能性はあるけど)文章を書くということは、こんなに清々しいものである、ということがわかりました。日記をつけるほどマメじゃないけど、暇つぶしには最適かもしれません。)

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