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柚子湯のつくり方

冬至じゃなくても、

冬はゆず湯または柑橘湯をしたほうがいいのですが、

入れ方にはいくつかのポイントがあります。

ただお湯に柚子を浮かべただけでは

〈なんちゃってゆず湯〉です。

正しいゆず湯の入れ方のポイントは、

1) 必ず沸騰したお湯で5秒煮出すこと

2) ある程度冷めてから入れること

です。


お風呂掃除が大変になるだけですので、

基本的には成分を煮出したお湯だけ入れればOK。

私は左手にざる、右手に煮出して冷ましたお鍋を持って、

湯船に向かいます。

お茶パックに入れるのすら面倒くさい(笑)。


ただし、

冬至だけは、柚子そのものにも意味がありますので、

実もいくつか入れます。

そして、のどまでしっかり浸かってくださいね。

手順としてはこれだけです。


なぜなら、柑橘系の果皮の細胞壁は、

沸騰したお湯で5秒煮ないと破壊できないのです。

見た目にも、かなりしっかりしてますよね。

ですので、沸騰したお湯で5秒くらい煮たものじゃないと、

リモネンなどの有効成分が抽出出来てない

〈なんちゃって柚子湯〉に過ぎません。


ただし、5秒以上煮てしまうと、

有効成分が揮発するだけですので5秒で十分です。

それから、有効成分は冷めていく間に抽出されますので、

熱々でお風呂に投入する必要はありませんし、

冷めていく間に抽出された液体を入れるほうが

効果的ですよね。


太陽の力が一番弱い時なので大丈夫だと思いますが、

光感作などもありますし、

バカに出来ない強い成分があるので(だからこそやるんですが)、

大量投入の必要はないです。

ピリピリするような量だとやりすぎです。

数個でいいので、是非やってみてください。


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