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【西武ライオンズ 今日の見どころ】開幕2試合連続無失点なら 球団史上3度目

●開幕1-0勝利は9年ぶり 前回は次戦も無失点勝利

【30日◇イーグルス‐ライオンズ2回戦(楽天モバイルパーク)14:00】
初の開幕投手の今井達也から、移籍後初登板の甲斐野央、来日初登板のアブレイユと、3投手を継投しての無失点勝利。ライオンズの外国人投手が、来日初登板でセーブをあげたのは、球団史上初めてだ。

開幕戦での無失点勝利は、2020年以来4年ぶり。1対0勝利となると、牧田和久、増田達至、髙橋朋己とつないで、オリックスバファローズに勝利した15年以来、9年ぶり5度目となった。

もし、きょうの試合もイーグルス打線を抑えて、開幕から2試合連続無失点となると、この15年以来、球団史上3度目となる。この年の開幕2戦目は、先発の野上亮磨から、8回増田、9回髙橋と、開幕戦と同じ投手リレーを成功させている。

ライオンズ 開幕2試合連続無失点

●隅田は浅村、フランコに要警戒

先発の隅田知一郎にとって東北楽天ゴールデンイーグルは、プロ最初の対戦から3連敗をしていた相手だったが、昨年6月25日に初めて勝利をすると、そこから2連勝。特別な苦手意識はないだろう。

隅田知一郎 イーグルス戦 対戦成績

ただ、そのなかにあって、浅村栄斗、フランコのふたりには警戒したい。浅村については、2シーズン合計で19打数8安打1本塁打、フランコには昨シーズンだけで11打数5安打1本塁打と、打ち込まれている。

隅田 イーグルス打者 通算対戦成績 (今シーズン在籍選手のみ掲載)

昨シーズン、隅田がイーグルス相手に喫した2敗は、浅村とフランコに、それぞれ決勝打を許していた。

●プロ初勝利から5連勝中のイーグルス荘司 

対するイーグルスは、2年目の荘司康誠が先発する。昨シーズンの対戦は4月30日の1試合だけ。これがプロ2度目の先発だった荘司は、ライオンズ打線を5回2失点に抑え、勝利投手の権利を持って降板した。が、リリーフ陣が4点のリードを守れず、プロ初勝利は持ち越しとなった。

これ以降も、なかなか好投が報われず。ようやく初勝利をあげたのは、7月5日のオリックスバファローズ戦。プロ9試合目の登板でのことだった。

すると、この1勝を境に打線とも嚙み合い始め、ここから荘司は5連勝でシーズンを終了。この7月5日以降、荘司が先発した11試合でチームは8勝3敗と、”負けない投手”へと変貌した。

イーグルス荘司康誠 5連勝中

ちなみに、昨シーズン唯一の対戦では、初顔合わせを苦にもせず、中村剛也が荘司から3打数3安打1本塁打している。はたして荘司の連勝を、隅田が止められるのか。注目したい。 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           


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