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【西武ライオンズ 今日の見どころ】イーグルス戦6連勝中の今井 対 ライオンズ戦7試合3失点以下の辛島

●対イーグルス 最長連勝は菊池雄星の13

【29日◇イーグルス‐ライオンズ16回戦(楽天モバイル)18:00】
2.5ゲーム差で迎えた4位イーグルスとの3連戦だったが、初戦に敗れたことで、今週末に順位を逆転することはできなくなった。ただ、まだ今月7月の月間勝ち越しの可能性は残っている。連敗は許されない。

両チームの先発は今井達也と辛島航で、1週間前(22日)と同じ顔合わせになった。前回対戦のときの記事(今井達也 イーグルス戦の連続無失点を どこまで伸ばせるか)で紹介した、イーグルス戦における今井の連続無失点は36 2/3イニングでストップしてしまったが、2021年10月15日から続く連勝は、6まで伸びた。

今井達也 イーグルス戦 6連勝中

イーグルスを相手にした投手個人の連勝記録は、ライオンズ時代の菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)の13連勝。特に2017年にはイーグルス戦に8試合登板して8戦全勝と、完膚なきまでに抑え込んでみせた。

そのほか、バファローズ時代の金子千尋が11連勝。同じくバファローズの田嶋大樹が21年9月16日から10連勝しており、こちらは継続中だ。

対イーグルス 投手連勝記録

上には上がいるワケで、今井達也には、6連勝と言わず、このまま連勝を伸ばしていって、菊池雄星を超える「犬鷲キラー」となってもらいたい。

●ライオンズ戦2試合計3失点で 2連敗の辛島

対する辛島のほうは、今シーズンライオンズ相手に2戦2敗となったものの、2試合で計3失点しかしていない。ただ、イーグルス打線が2試合で1得点と、援護に恵まれていない。

さかのぼると2019年9月7日から、辛島はライオンズ戦で先発したとき、7試合続けて3失点以内に抑えている。勝ち負けに関係なく、打ち崩された印象は持っていないだろう。

辛島航 ライオンズ戦 投球内容(先発登板時のみ)

先週の今井、辛島両投手の投げ合いも、最終的なスコアが2対1だったように、このカードはここまで15試合を終えて、6試合が1点差ゲーム(ライオンズの4勝2敗)。きょうも両先発が普段通りのピッチングをすれば、ロースコアの接戦になる可能性が高い。

今シーズン ライオンズ 対イーグルス 戦績

きのう(28日)同様、ミスやホームラン、審判の微妙な判定などが、勝敗を分けることになりそうだ。

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