【西武ライオンズ 今日の見どころ】中村剛也 カブレラ抜く球団4番打者最多本塁打に王手
●球団最多・最年長記録を次々更新する 中村剛也
【17日◇ライオンズ‐ファイターズ14回戦(ベルーナ)18:00】
今シーズン初の5連勝で、0.5ゲーム差ながら最下位から脱出した。投手陣が2試合続けてファイターズ打線を完封すれば、2試合続けて試合を決める一打を放ったのは、4番の中村剛也だった。
おととい(15日)球団の最年長記録を更新する39歳11ヶ月でのサヨナラヒットで話題を集めたが、じつはこのほかにも、さまざまな球団記録の更新が続いている。
6月23日の記事(中村剛也 39歳10ヶ月での4番打者なら 球団最年長)でも紹介したが、39歳11ヶ月での4番スタメンは、1967年ロイの39歳10ヶ月を抜く、ライオンズ最年長になる。
また、これも以前に紹介した(中村剛也 きょうの本塁で並ぶ ふたつの球団最年長記録)が、2ヶ月ぶりに出たきのうの9号2ランにより、2003年伊東勤の8本を抜く、40歳以上の日本人選手シーズン最多本塁打となった。
そして新たに、きのうのホームランによって記録更新に王手が掛かったのが、4番打者として打った通算のホームランの数だ。
●4番打者としての本塁打数が 球団最多タイに
ライオンズの4番打者として、これまでに最も多くのホームランを打ったのがカブレラで、通算271本塁打。中村剛也はきのうのホームランで、このカブレラの本数に並んだのだ。
渡部健人の負傷など、いまのチーム状況を考えると、しばらくは中村を4番から外せないだろう。早ければ、きょうの試合で、4番で打つ272本目のホームランが生まれるかもしれない。
ちなみに、ライオンズ史上最も多くの試合で4番を打ったのが、清原和博で1121試合。中村剛也はきのう(16日)現在で1018試合。こちらまでには、あと103試合ある。
チームの残り試合が61だから、今シーズン中に清原の試合数を抜くことは不可能なのだが、中村剛也には来シーズン以降も、できる限り4番を打ってもらい、本塁打数、試合数ともトップに立った「ライオンズ史上最高の4番打者」に君臨して欲しい。
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