見出し画像

【西武ライオンズ 今日の見どころ】松本航 札幌ドームで4勝0敗 不敗のまま終われるか  

●松本航 2020年から札幌ドームで4連勝中 

【11日◇ファイターズ‐ライオンズ18回戦(札幌ドーム)14:00】
【ライオンズ球団通算5,000勝まで、あと8勝】
ナイトゲームで4時間49分戦った翌日のデーゲーム。特に2試合続けて逃げ切りに失敗したライオンズからすると、肉体面はもちろん、気持ちの上でも疲労が残った状態での試合になりそうだ。先発投手のピッチングに、懸かる比重は大きくなる。
 
今シーズンここまで5勝している松本航だが、そのうち3勝をファイターズ戦であげている。対戦防御率は3.86と、完璧に抑え込んでいるワケではないのだが、打線の援護にも恵まれ、ファイターズ戦は3戦3勝と好相性だ。
 
特に札幌ドームでは、プロ2年目の2020年に初めて投げてから現在4連勝中。これまで負けたことがない。

松本航  札幌ドーム投球成績

日程上、この先ライオンズが札幌ドームで試合をするのは、9月24日に予定されている残り1試合のみ。来シーズンからファイターズが、北広島市に建設される新球場「エスコンフィールド北海道」に本拠地移転するため、松本航が札幌ドームで投げるのは、きょうが最後になる可能性がある。
 
きょうの試合も勝利して、札幌ドーム不敗のままで、投げ終えることができるだろうか。

●プロ初先発 鈴木健矢 過去最長は2イニング

対するファイターズの先発は、横手と下手から投げ分ける変則投法の鈴木健矢。プロ3年目、通算46試合目の登板で、これが初めての先発になる。
 
イースタンでは7月19日のベイスターズ戦でプロ初先発。四球ひとつを与えただけで、2イニング打者7人をノーヒットに抑えて、8月5日に1軍昇格。その日のバファローズ戦に2番手として登板、やはり2イニングを無失点にまとめて、きょうの先発を迎えることになった。
 
イースタンを含めても、鈴木はプロ入り後、最も長く投げたのが2イニング、最多の投球数が47球だ。おそらく「ブルペンデー」のような継投が予想される。ライオンズ打線としては惑わされることなく、最初の得点チャンスをモノにしたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?