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【西武ライオンズ 今日の見どころ】與座 昨シーズン ファイターズ戦は13 2/3回無失点

●呉念庭に1年前の再現を期待

【31日◇日本ハム‐西武3回戦(札幌ドーム)18:00】

30日の試合の6回表、山川穂高が走塁中に右脚を痛めて途中交代。思い返せば、一昨年は8月9日の試合で空振り三振した際に、右足首を捻挫。昨年は3月30日の第1打席で先制本塁打を打ったとき、左太もも裏を痛めていた。これで3年続けて、札幌ドームでのアクシデントとなってしまった。

ただ昨年は、山川が負傷した翌日に、ファーストで先発起用された呉念庭が、札幌ドームでプロ6年目の初本塁打。その後も、辻󠄀発彦監督に「シーズン前半戦のMVP」と言わしめる活躍をしてみせた。まずは山川が軽傷であることを願うばかりだが、呉には昨シーズンの再現となる活躍を期待したい。


●昨年ファイターズ戦無失点 1年ぶりの5連勝に與座が導けるか 

ライオンズ先発の與座海人は、昨シーズンファイターズ相手に勝利やホールドこそ付いていないが、4試合計13  2/3イニングを投げて防御率0.00(無失点)。ファイターズ打線に許したヒット9本のうち、長打は1本だけ(5月23日、石井一成の二塁打)と、完全に抑え込んでいた。

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ファイターズ先発の立野和明とは、昨年10月1日に先発で投げ合っている。このときは與座が5回無失点、立野も6回無失点と、互いに相譲らず。引き締まった投手戦を展開した(試合のほうはリリーフ勝負になった終盤に、山川の2本塁打などで勝ち越したライオンズの勝利)。

今月16日オープン戦のファイターズ戦では、いきなりルーキーの水野達稀に本塁打を打たれるなど、4回4失点した與座だったが、直近22日のイースタンではマリーンズ打線を5回無失点に抑え、自身のシーズン初登板に向けて、順調な調整をしてきている。

現在ライオンズは4連勝中。最下位に終わった昨シーズン、5連勝は開幕直後(3月28日~4月4日)の1度だけ。同一カード3連勝も、この5連勝中のホークス戦で1度あっただけだった。獅子のサブマリンが、1年ぶりの5連勝&同一カード3連勝に導けるか。

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