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【西武ライオンズ 今日の見どころ】鬼門のZOZOマリン ホームランに要警戒

●2年続けて ZOZOマリンで大きく負け越し

【16日◇マリーンズ‐ライオンズ3回戦(ZOZOマリン)18:00】
5連敗中と苦しいチーム状況のなか、よりによってZOZOマリンでの千葉ロッテマリーンズ2連戦を迎えることになった。

と言うのも、ZOZOマリンでは一昨年が2勝10敗、昨年は3勝9敗と大きく負け越し。「鬼門」となっている球場だからだ。通算の対戦成績は5割以上の勝率を残しているだけに、ここ2年のZOZOマリンでの負けっぷりは、特異に感じる。

23シーズン ライオンズ    ZOZOマリン戦績
ライオンズ ZOZOマリン年度別成績

昨シーズンに関しては、ZOZOマリンでの9敗のうち7敗が1点差負け。3敗がサヨナラ負けと、ことごとく競り合いに敗れていた。ベルーナドームのマリーンズ戦は、6勝5敗と互角に渡り合っていたのにだ。こうなると、やはりマリーンズではなくZOZOマリンに対しての、特別な意識があるのではないかと疑ってしまう。

昨シーズンのマリーンズ戦の成績を球場別に比較すると、攻撃面では大差はないのだが、守備面に関しては、あらゆる数字がベルーナよりZOZOマリンのほうが悪くなっている。とりわけ目立つのが被本塁打で、ベルーナでの6本(11試合)に対し、ZOZOマリンでは14本(12試合)と倍増しているのだ。


23ライオンズ 球場別マリーンズ戦成績 (ほか県営大宮、東京ドームで各1試合)

●平良で始まった連敗  平良で止めることができるか

マリーンズのなかには、同じライオンズが相手なのに、ベルーナよりZOZOマリンでのほうが、明らかに成績の良くなっているバッターも多く、安田尚憲などはライオンズ戦での本塁打3本すべてをZOZOマリンで打っていた。

現在、急性腰痛のため登録抹消中の安田だが、先週末にイースタンのゲームで実戦復帰しており、もし、このライオンズ戦で1軍合流するようなことがあれば、ひじょうに嫌な存在になる。

23  ZOZOマリンライオンズ戦  好成績マリーンズ打者

きょうの先発、平良海馬も昨シーズン、中村奨吾の本塁打で佐々木朗希に投げ負けたり(7月5日)、角中勝也の2ランによって序盤にもらったリードを吐き出したり(9月30日)、ZOZOマリンでは手痛い一発を許している。

今回の5連敗は先週火曜日、県営大宮での平良の敗戦から始まっている。失点につながった源田壮亮のミスも記憶に新しい。1週間前の雪辱、そしてZOZOマリンに対する苦手意識を払拭するため、どんな形であっても、まずはきょう連敗を止めたい。


                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

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