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【西武ライオンズ 今日の見どころ】4年ぶり首位ターンへ 辛島キラーのジャンセンに注目

●ジャンセン 2本塁打はいずれも辛島から

【24日◇ライオンズ‐イーグルス17回戦(ベルーナ)18:00】
今シーズンパ・リーグ最長となる4時間21分の痛み分けをした翌日。酷暑のなかの9連戦最後とあって、選手たちの疲労はピークにあるだろうが、きょうがオールスター前のラストゲーム。気力体力をふり絞って、勝利を目指してもらいたい。

現在イーグルス戦は、1引き分けを挟んで10連勝した2017年以来、5年ぶりの7連勝中。先発の辛島航とは、今シーズン3度目の対戦になる。

過去2試合とも、ライオンズ打線は辛島からなかなか得点を奪えず苦しんだが、そのたびに一振りで流れを変えたのがジャンセンだ。来日1年目のここまで30試合に出場して2本塁打。その2本のホームランを、いずれも辛島から打っている。

6月25日は高めに浮いたチェンジアップ、7月9日は外から入って来るカーブを、それぞれレフトスタンドへ打ち飛ばしている。

ジャンセン 対辛島 打席別結果

逆に辛島からすると、今シーズンのライオンズ戦で打たれた本塁打は、この2本だけ。ライオンズ戦では2試合で計5失点しているのだが、その5点すべてがジャンセンの打点と、まさにジャンセンひとりにやられているのだ。

辛島 ライオンズ戦投球内容

2度あることは3度あるのか。それとも3度目の正直となるのか。ジャンセン対辛島の打席の結果が、この試合の行方を左右しそうだ。

1位ホークスと2位ライオンズのゲーム差は0.5。きょうライオンズが勝利して、ホークスが敗れると、2018年以来4年ぶりに、ライオンズがリーグ首位でのオールスターブレイク突入となる。

ライオンズ 順位 きょうはこうなる

その一方で、ホークス、ライオンズの両チームが敗れると、パ・リーグ1位から5位までのゲーム差が、2.5に縮まってしまう。各球団残り60試合余り。ペナントレース勝負の8月を、どんな形で迎えることになるだろうか。

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