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システマに学ぶ幸せアップの方法

僕ね、前から思っていたことがあるんです。それはね、プーチン大統領って、目が笑ってないって思うんですよね。何と言うか、目の奥が笑っていないというか、、、。
そりゃ、テレビのニュースなんかで"笑っている表情"をお見かけすることはあります。でもね、笑っていないんですよ、目の奥底が。。。

ちなみに、これと同じ種類(たぐい)の目をしているのが、総合格闘技でお馴染みの、ヒョードルです。ヒョードルは、試合に勝っても笑っていませんね。目の深い部分が。。。

これって、なんでだと思いますか?
考えているうちに、ワタシ、気づいちゃったんだなぁ~。

まず、二人の共通点といえば、何でしょう。
答えはロシアです。
皆さんは、ロシアといえば何を思い浮かべますか?
ボルシチ、ビーフストロガノフ、マトリョーシカ。
いや、確かにロシアを象徴するものではあるのですが、どうもしっくり来ません。

それではこれならどうでしょう。
コサックダンス、ウオッカ、ボルクハン、コピロフ。

徐々に近づいて来ました。いい感じ!でも、もう一息ですね。
コマンドサンボ、UFC、ジェラルド・ゴルドー、ケンカ屋、道場、壁、破壊された車、「月謝はちゃんと払いましょう!」、恐い、恐怖、パニック克服、ストレス、システマ・ブリージング、、、、

システマブリージングかっ!

シベリア鉄道より長旅でしたが、答えにたどり着くことができました。

システマ。システマって、皆さん、絶対に知らないですよね?それを説明させて下さい。
システマはロシアで生まれ、発展したロシアン武術です。
システマ・ブリージングはその名の通り、「システマで受け継がれている呼吸法」のことです。

以下は 著書システマブリージングに関する名著
「ストレス、パニックを消す!最強の呼吸法」からの引用です。

近年、日本では「ナンバ」や「古武術」といった古来の身体技法が注目されています。これと同じように隣国のロシアにもまた独特の身体技法が昔から伝えられていました。それを受け継ぐ一人がシステマ創始者ミカエル・リャブコです。戦士の家系に生まれたミカエルは家の慣習にならって戦士として軍に入り、華々しい戦果を挙げました。その経験を踏まえ、家伝の武術を現代の軍隊にふさわしい形に再構成して創りだされたのがシステマです。旧ソ連時代、システマは国家機密として特殊部隊の一部の隊員にだけに知られていましたが、ソ連崩壊後はミカエルの高弟である、元特殊部隊教官ヴラディミア・ヴァシリエフの活躍によって世界各国に知れ渡ることとなりました。その高い効果と明確な理論、そして平和的な哲学は高く評価され、07年にはニューヨークにある国連本部で開催された平和式典で「最も人間的な武道である」と評されています。


「最強の呼吸法」は旧ソ連軍で生み出された訓練法「システマ」の核となる技術です。


(著書:ストレス、パニックを消す!最強の呼吸法 システマ・ブリージング 著者:北川貴英 より引用)

システマ・ブリージングとは、戦闘という人間が最も恐怖やパニックを感じる状況でも、動じずに、冷静に行動するための呼吸法なんですね!

プーチン大統領も、ヒョードルも、システマの呼吸法を身につけているので(たぶん。。。)ちょっとの事ぐらいでは動じない心の持ち主なんだと思います。

人間の感情は目に表れます。優秀な刑事さんは、犯人が嘘を言っているか、それとも、ホントのことを言っているかを、犯人の目で読み取るとるんですね。
それはつまり、目だけは嘘がつけない、ということです。

しかし、プーチンとヒョードルは、目が笑っていない。それは、心の動揺がない、または、うまくコントロールしているのだと思います。

心の動揺は、不安定な感情を生みます。感情が不安定になると、心と体のバランスが崩れて、パニックになったり、ストレスを感じることになるのですね。

どんな状況でも、動揺することなく、落ち着いていられる。システマブリージングは、これからますます「不安定な時代」に突入するなかで、絶対に必要な技術だと感じます。

っといっても、むずかしい事は一つもないんですけどね。

僕は、毎日の生活にシステマブリージングを取り入れています。ちょうど、今も、システマブリージングをしながらこれを、書いています。

皆さんも「書きたい事があるけど、考えがまとまらない。」といった経験がありませんか?そういうときにこそ、システマブリージングは効果を発揮します。結局、効率よく酸素を取り入れる事ができるので、脳の働きが良くなるんじゃないかと感じています。

誰でもできて、効果抜群!システマブリージングは、英語を習うのと同じぐらい、必要な技術ですね。

もし、ご興味があれば、 「著書:ストレス、パニックを消す!最強の呼吸法 システマ・ブリージング 著者:北川貴英」を見てみて下さい。

☆システマブリージングとは?☆

ここからは、僕が実践する中で得られた効果を書いていきたいと思います。
まずは、基本的なブリージングの方法です。

基本のブリージング1.
鼻から息を吸い、軽くすぼめた口から息を吐く。 
これだけです。


著書:ストレス、パニックを消す!最強の呼吸法 システマ・ブリージング 著者:北川貴英 

すごく簡単ですね!ただ、僕の持論ですが、シンプルなものほど奥深いということです。
例えば、陸上競技の100メートル走。これは、言ってみればただ、走るだけですが、その中に様々な技術があり、哲学があるのだと思います。


これと同じように、システマブリージングも、言ってみれば、本の説の通り、「鼻から吸って、口から吐く」

これだけです。

しかし、シンプルな技術から始まり、様々な応用があるんですね。これはシンプルだからこそ、いろんな状況に対応できると言えるのではないでしょうか?
システマブリージングは、朝起きてから、夜眠るまで、すべての瞬間に応用できると思います。

☆システマブリージングを実践してみた効果☆

僕が、システマブリージングで得られた効果を書いてみたいと思います。

・呼吸が楽になった。
・体重を減らすことに成功。
・イライラが減った。

そもそも、僕がシステマブリージングを始めたのが、ダイエットにいいかな。と思ったからです。この本の中にも紹介されていますが、システマブリージングを利用したエクササイズが面白そうだと思えたからです。
僕の場合は、縄跳び15分 プラス システマブリージングのエクササイズというメニューをやってるんですよ。
今年に入ってから本格的に始めましたダイエット。その効果は、67kgあった体重が63kg台まで減らすことに成功しています。

もちろん、食事も制限はしていますが、基本的に運動は、縄跳びとシステマブリージングエクササイズで、ここまでやってきました。

システマブリージングの効果はそれだけではなく、仕事場でも生きています。僕は、事務系の仕事をしているのですが、体の疲れよりも、どちらかというと、心の疲れの方が大きいように思います。日々の業務の合間にシステマブリージングを取り入れる事で、慢性的なストレスがなくなったと感じています。

例えば、水分補給を想像して見てください。水分も、喉が限界まで渇いてから一気に水を飲むのではなく、喉が渇いたと感じたら、小まめに補給することで、脱水症状という最悪の自体を回避することができますよね?

ストレスも同じだと思います。大きな病気になる前に、ストレスを感じたら、小まめにブリージングをして和らげてやる。

これはすごく効果的です。

システマブリージングは子育てでも応用できます。子どもって、すごくスピードが速いんですね。大人はこれについていくのが一苦労です。例えば、絵本でも、一つの本をじっくり読むということはできません。次から次へといろんな本をもってきて、飽きたら次の遊びへと移行します。

絵本やあそびだけではなく、物理的な成長スピードもそうですね。この前までお乳を飲んでいたと思っていた子供は、今では、保育園へ通っています。

大人の時間は、日々さほど変わらないですが、子供がいることで、振り返ると、すごく速いスピードで時間が過ぎているような気がします。
子どもの成長とともに歩んでいくことは、すごく力が必要です。

そこで、日々、子供と一緒に生活する中で、システマブリージングを取り入れる事をオススメします。
それは、疲れを緩和することができるからです。
イメージ的には、休みながら動いている感じでしょうか。

例えば、水泳でも、50メートル息継ぎ無しで泳ぐと、すごく疲れてしまいますよね?
息継ぎしながら泳ぐ事で、無理なく50メートルを泳ぎ切ることができるのだと思います。

システマブリージングは、呼吸を意識することができます。呼吸の厄介なところは、意識しないと、心臓のように、無意識の運動になってしまうというところです。
心臓の動きはコントロールすることができません。しかし、呼吸は、自分の意識でコントロールすることができます。

呼吸を意識することで、ちゃんと息継ぎしながら泳ぐことができます。それは、子育てはスピードが速いので、なおさら息継ぎが必要ですね。

子育ての合間でも、ほんの5分あればシステマブリージングはできます。というか、子供と遊んでいる最中でもオッケーですね。

システマブリージングは工夫すればいつでも、どこでもできるんです!

これまで読んで頂いたら分かってもらえたのではないかと思います。ですが、まだ、どこでもできるイメージが湧かない人のために、この言葉をどうぞ。

「ジムでいくら強くたって仕方がない。日常生活に活かせてこそのシステマだ」 システマの創始者ミカエル・リャブコはそう言います。

著書:ストレス、パニックを消す!最強の呼吸法 システマ・ブリージング 著者:北川貴英 

そう、日常生活に生かしてもいいんです!

☆システマブリージングのメリット☆

ここまでは、システマブリージングで僕が得た効果をお話してきました。
そしてここからは、システマブリージングをすることで、どんなメリットがあるのか?を書いていきます。

メリット1
「日常生活が楽しくなる」


今、楽しいですか?生きていて。。。
どこか、生活に疲れていたり、何かに悩んでいたりしませんか?もしくは、なんか、一歩踏み出す勇気が出ないとか。。。
疲れていたり、呼吸が浅かったりすると、いい判断ができません。逆に言うと、そういうときにする判断ってだいたい間違えているんじゃないでしょうか?
システマブリージングは、呼吸を意識することにより、酸素が効率よく回るので、精神的な疲れもなくなるし、いい判断ができるようになります。
基本的に、そういう精神状態って楽しいですし、その積み重ねが生活を形作っているんです。
だから、生活に覇気が出るというか、生きることが積極的に楽しくなります!

メリット2
「幸せ度がUPする」


メリット1で書いたように、システマブリージングで、生活にハリがでてきます。それはつまり、幸せ度がUPするということにつながります。幸せって生活の中にあると思うんです。それを、見つけられる人もいれば、見つけられない人もいます。
しかし、幸せってね、そこにあるんです。
それで、どういう人が見つけられるか?というと、やはり明るく元気な精神の持ち主だと思うんです。システマブリージングを、日々の生活の中に取り入れることで、そこに普通にある幸せを見つけられるようになります。

メリット3
「ついでに周りの人も幸せにできる」


いつもナチュラルに明るく元気な人って、周りに人が集まってきます。あなたの周りにもいませんか?そういう人って、自分が幸せを感じている確率が高いと思います。それで、幸せを感じている人のもとに人って集まるんです。幸せを見つけられている人と一緒ににいると、こちらも元気になりますよね?
幸せって波及していくんです。どんどん広がっていきます。そうやって、世の中って少しずつ良くなっていくのではないでしょうかね。いや、そのはずです!

☆まとめ☆

自分で自分の健康を管理し、明るく、元気で生活すること。これは自分自身を幸せにするということです。幸せって自分で見つけるしかないと思っています。
誰もあなたの変わりに、幸せをプレゼントはしてくれません。
幸せの基準って人それぞれです。お金がたくさんないと幸せを感じれない人もいるでしょう。確かに、そうかもしれませんね。
お金による幸せの問題点って、それが手に入るかどうか分からないという点だと思います。もしも、手に入らなければ、一生幸せを手に入れることはできないし、手に入れるまでは不幸ということだと思います。
逆に、もともと、そこにある幸せに気づく。これは誰にでもできることだと思います。

幸せは日々の生活の中に、こっそりと咲いています。
そこに気づいて目を向けてみましょう。

そして、その花を丁寧に育てて下さい。

いっぱい育ったら、他の誰かにあげましょう。

きっと喜ばれると思いますよ。






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