木星は幸運の星と知っている方は多いでしょうが、海王星の正しい使い方をご存知の方は殆どいないのではないでしょうか？

そこで今回は「選ばれる人」と「人脈の仕組み」を木星と海王星で解説していきます。

お姫様になれる資質を捨てる行動

童話の「シンデレラ」を皆様ご存知でしょうか。もはや知らない方を探す方が難しいとも言える、世界的に有名な童話の１つです。

最初に簡単な「シンデレラ」のあらすじを説明をすると、元々はお嬢様だったシンデレラの父親が死去し、継母と異母姉妹にイジメられるところから物語はスタートします。そして最後は苦労や努力が報われ、王子に選ばれてお姫様になる（玉の輿に乗る）といった内容です。

ここで非常に大事なポイントを最初にお伝えします。

女性は誰でも「お姫様（金星）になれる資質を持っている」という事です。

（…は？）

と思う方も多いでしょう。ただこれは「金星のメソッド」で解説した通り、自分で決める事ができるものです。

女性は金星ですから、最初から魅力や価値を持つ存在です。問題は、それを「忘れている事」なんです。これに関しては、「金星のメソッド」で詳しく解説したのでご覧ください（無料です）

では「お姫様になれる資質」を自分から捨てる行動とはなんでしょう？

（１）自分には価値がないと思い込む
（２）モテたいと思う
（３）対抗心、競争心、嫉妬妬みの感情を持つ

実は、上記の行動全てです。

これらは「火星や土星の立ち振る舞い」で魅力が一気に下降する行動なんです。また時代によってコロコロ変わる「モテの基準」に自分を合わせてても、自分を見失ってしまう（＝より自信がなくなり、迷走する）ことも解説しました。

そもそもモテる人はモテたいと思っていません。モテて当然だと思っていますし、実際にそういう人がモテるんです。

非モテを作っているのは、実は自分なんです。

だからこそ「自分の力で」変えることもできる。今回の記事はそんなモテの概念の先、モテる自分をより人間関係の中で発展させようというメソッドです。

木星で「良い人脈」と「選ばれる人」になる方法

まず多くの人が「運」を理解していると思います。実際に成功者って「私は運が良かった」と言う方が多いですよね。なぜでしょうか？

それは運を上げる行動をしているからです。

「え？運を上げる方法ってあるの？」と思う方も多いかもしれません。実は運を上げる方法はあります。

まず占星術では、運気が高い惑星は「金星」と「木星」です。金星は前回の金星のメソッドで解説した通り。では木星的な姿勢ってなんでしょう？

これはネイタルチャートに木星のアスペクトがある・なしに関わらず、誰でも「木星のエネルギー」を理解して、使いこなせばいいだけ。自分で実践できるんです。それはこちら！

（１）明るく、ハッピーでいる
（２）未来を信じる、希望を持つ
（３）人に親切にする
（４）人を助ける、与える
（５）自分に自信を持つ

では、１つずつ木星の意味や使い方のテクニックをレクチャーしていきますね。参考資料として、今回は映画「シンデレラ」を使って、楽しくやっていきますよ！

ウォルト・ディズニー「シンデレラPart１」YouTube

（１）明るく、ハッピーでいる
シンデレラは目を覚ました瞬間から機嫌が良く、歌を歌っていますね。これが木星の基本姿勢です。自分でハッピーになる行動を取る、生活の中で細やかな「楽しみ（シンデレラなら歌を歌うこと）」を見つけ、それを楽しむだけ。どんな状況下でも不平不満を言わず、歌を歌い、自分で自分を楽しませると、勝手に明るくなり、自己卑下をしなくなります。誰かに機嫌をとってもらおう、明るくしてもらおうとする姿勢はNG。それをすると一気に人から嫌われてしまうんです。自分がハッピーで楽しくいれば、周囲には人が集まり（シンデレラなら、ネズミや鳥）今度は人が運やお金、チャンスを運んできます。運の基本は「明るくハッピーでいる事（自分で楽しみを見つけ出す才能）」なんです。

実はこれ、アメリカに奴隷として売られた黒人たちがとっていた行動なんです。「ブルース」とは、黒人労働者が農作業中に歌っていたものが音楽ジャンルとして発展したもので、彼らの「苦しい経験（悲しみ、人種差別への反発）」がベース。それを「喜怒哀楽の感情ドラマ」にして、多くの人に彼らの置かれた状況、苦しみ、悲しみを理解させる（人の心を動かす）力へと発展させたんです。どんな状況下でも、どんな地位でも、今を楽しみ、生活の一部として「歌うこと」を取り入れ、生きる活力にしました。それが「農作業の生産性までアップさせた」として白人側も歌うことを奨励したほど。自分を楽しませるとは、それくらい自分も周囲もハッピーにさせてしまうんです。そして（１）ができると（２）が叶うことになりますよ。