■そもそも論としての「東洋医学」

<東洋医学って、何を指しているかわかりますか?>

前回、私からの質問をみんなに投げてみました。
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<りさちゃん先生からみんなへの質問>
「東洋医学って、何を指しているかわかりますか?」
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いくつかお返事がかえって来たので、それを元にして話を始めてみましょう。質問に応えてくださった方、本当にありがとうございました!

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あらためてきかれると、よく分かんないのですが、「漢方」「鍼灸」「あんま」「指圧」なんかが東洋医学と思ってました。マッサージや整体は、カイロとか、西洋的な物も多いような気がします。症状にダイレクト、、というより、原因を突き止める探偵みたいなイメージがしています。
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はい、いいところまで行ってますねー。
「漢方」「鍼灸」「あんま」「指圧」は東洋医学です。これにもうちょっとプラスされるものがありまして……。それと、「整体」に関しても必ず触れなきゃなりませんね! 「整体」は日本生まれの日本育ちの日本固有の補完療法なのよー。
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こんにちわ。6月から購読していまして、いつも楽しく読ませていただいています。新連載の東洋医学ということですが、私は東洋医学と言えば漢方・骨接ぎ・鍼灸をイメージします。どちらも私には未知の世界です。なぜか敷居が高いんですよね。

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こちらは、加筆修正しながら進んでいくため、書き終えるまでの間あちこち変化していくマガジンです。最終的には紙媒体として出版される予定です。

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