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日本人論2:日本人の親と米国人の親

第2回は、日本人の親と米国人の親

 日本の親は、「ブーブーが走っているよ」と子供に話しかける。一方、米国人の親は、「フェラーリだ」と子供に話しかける、と言われる。

 日本の親は、動詞に着目。つまり、コトに着目。米国の親は、名詞に着目。つまり、モノに着目。

 どちらも、ポジネガは存在する。

 モノから観ると大局観の視点で物事を見やすくなるのがポジではあるが、細かな観察力が乏しくなりがちな部分がネガに。コトから観ると、細かい事実描写がポジではあるが、「手段の目的化」の部分がネガに。まあ、一長一短。

【経験談】
「手段の目的化」の事例として、羽田空港の税関での出来事が当てはまるだろう。自動ゲートのほうが混雑しているのに、皆、気にせず、自動ゲートに並んでいるのである。当時は有人ゲートがあるのにも関わらず、その有人ゲートに行く勇気があるファーストペンギンはいなかった。自分も含めて。笑

「本質」
目的=スムーズに出入国審査
手段=自動化ゲート

「手段の目的化」
目的=自動化ゲートで出入国審査 
手段=自動化ゲート

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