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日本人論3:日本人の心でっかちと米国人の頭でっかち

第3回は、日本人の心でっかちと米国人の頭でっかち

「頭でっかち」という言葉に対するネガイメージは、多くの日本人の共通点かもしれない。一方、「心でっかち」という言葉はあまり聞いたことがないかもしれない。心を重視する日本人なので、共感力が強すぎてもネガイメージにはなりにくい。

しかし、日本人の共感圧力は、新興宗教なのでは?と感じる人も多くなっていると感じる。日本のニュースを観ていると、感動と批判が繰り返され、感情で訴えるストーリーが多い。

ニコニコ動画は、この感情を活かした日本発のビジネスモデルであり、相互感情コミュニケーション重視の動画共有プラットフォームと言えよう。日本人の共感力を上手くビジネスモデルに組み込んだ。一方、You Tubeは、コメントと動画は切り分かれており、動画のコンテンツ重視の動画共有プラットフォーム。一般向けのスタンダードである。

【経験談】
米国留学中の経験であるが、サッカー部で勝利に向けてチームランチをすることになったが、数人の選手は不参加であった。「神様が皆でランチに行け!とは言っていない」という反論が来るくらい悪気はない。ベジタリアンや宗教心、もしくは、学業で忙しかったかもしれない。とにかく、試合に勝つことが目的であり、一緒にランチすることは手段なのである。日本人は、意識を統一するためには、行動も統一させる義務感が出てくるので、参加しなかった場合、コンフリクトが起きてしまう可能性が高い。

私の世代は、サッカーの練習中は水禁止だったので、雨の水を飲んでましたが、思考停止状態であったことを思い出す。

日本人は、良くも悪くも頭重視ではなく心重視。

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